アロマの意味・効果・効能

アルガンオイルの効果・効能は?おすすめな使い方も紹介!

8000万年も前から砂漠地帯を生き抜いてきたアルガンツリーになる「生命の実」とも呼ばれるアルガンの果実。

その果実から作られるアルガンオイルは、古くから現地の人々の健康や美容をサポートしてきました。

刺激が少なく、オイルなのにどんな肌質の方でも使えるというアルガンオイルは、顔、身体、髪、頭皮、爪など、全身に利用できる万能オイルです。

美容成分をたっぷり含み、私たちの様々な悩みに答えてくれるアルガンオイルの魅力をご紹介します。

この記事を読むことで

  • アルガンオイルの効果・効能
  • おすすめな使い方

がチェックできます。

アルガンオイルの特徴

アルガンオイルの原料であるアルガンツリーは、モロッコ南西部の乾燥地帯~半乾燥地帯に自生する常緑樹です。

気温50℃にもなる過酷な環境を生き抜くために、アルガンツリーは地下30mにも根を伸ばし水分と養分を蓄えます。

そんなアルガンツリーに実る、栄養たっぷりな果実の種の中にある核から抽出したものがアルガンオイルです。

抽出に手間がかかるうえ、100kgの果実から1Lしか採れないアルガンオイルは「モロッコの黄金」とも呼ばれる希少価値の高いオイル。

ビタミンEをはじめとする肌や髪にいい成分を豊富に含むことに加え、すっとお肌になじむ使用感の良さも人気の理由です。

アルガンオイルの効果・効能は?

アルガンオイルの効果・効能をチェックしてみましょう。

お肌にうるおいを与える

アルガンオイルのおよそ80%がオレイン酸とリノール酸です。

オレイン酸は皮脂によく似た成分で、角質層まで浸透してお肌の水分と油分のバランスを整えます。

また、リノール酸はお肌の水分を保ち、なめらかに整えながらバリア機能を高める働きがあります。

この2つの働きでお肌の深くまで保湿して、なめらかなうるおい肌へと導いてくれるのです。

アンチエイジングのケアに

アルガンオイルといえば、最も有名なのがアンチエイジングです。

ビタミンEが摩擦や紫外線の刺激などで発生する活性酸素を除去し、しみやしわなどの老化を食い止めます。

リリー
リリー
この「若返りのビタミン」ともいわれるビタミンEが、オリーブオイルの3~4倍も含まれているのです。

お肌のキメを整え白い肌をつくる

アルガンオイルのビタミンEがお肌の代謝機能を助けることでターンオーバーがスムーズになり、古い角質が取り除かれてキメの整った新しい肌が生まれます。

さらに、お肌のくすみやしみの原因となるメラニンの生成を抑える働きもあるため、美しい白肌づくりに役立つのです。

紫外線から肌を守る

朝のスキンケアにオイルを使うと、日中の紫外線の影響で油分が酸化してくすみや色素沈着の原因になることも。

しかし、アルガンオイルはSPF5~9ほどの効果があることに加え、高い抗酸化作用とバリア機能で紫外線からお肌を守ってくれるので、朝のスキンケアにも最適です。

リリー
リリー
アルガンオイルだけでは強い紫外線は防げないので、日焼け止めと併用すると効果的です。

アルガンオイルのおすすめな使い方をチェック!

アルガンオイルの効果的な使い方を紹介します。

ブースターとして

アルガンオイルの浸透の良さを活かして、ブースターとして使う方法があります。

ブースターというのは「導入液」ともいわれ、化粧水などの基礎化粧品の浸透を良くしてくれるもの。

洗顔後のお肌にアルガンオイルを2~3滴なじませ、その後に化粧水などのいつものお手入れをすることで、お肌の奥深くまで届けてくれるのです。

いつもの基礎化粧品をワンランクアップ

オイルからのスキンケアに抵抗がある場合、アルガンオイルを基礎化粧品に混ぜるという方法も。

いつもの化粧水やクリームを手に取り、アルガンオイルを1~2滴加え、手のひらで混ぜてからお肌になじませると肌への浸透の良さを実感できます。

乾燥が気になる季節や化粧ノリが悪いとき、くすみやしわが気になるときなどにもおすすめです。

マッサージ&パック用オイルとして

刺激が少ないアルガンオイルは、目の周りなどのデリケートな部分を含む、お顔全体のマッサージに利用できます。

洗顔後の清潔なお肌にアルガンオイルをたっぷりのせ、優しくマッサージしながらなじませます。

その後、心地よい温かさのタオルをかけて3分ほど蒸したら、優しくオイルをふき取りましょう。

リリー
リリー
浸透させる効果が高いアルガンオイルでのマッサージは、メイク汚れなどが残っていない清潔なお肌で行うことがポイントです。

週に1~2回のスペシャルケアとして取り入れると効果的です。

ボディケアにも

アルガンオイルはお顔のお手入れ同様に、ボディケアにも利用できます。

入浴後のお肌になじませたり、たっぷり手に取りマッサージオイルとして使うのもおすすめです。

また、いつものボディクリームに混ぜて、乾燥がちな腕や足に塗ったり、硬くなったひじやかかとに塗り込むと、しっとりと保湿されやわらかさを取り戻してくれます。

さらに、そのまま爪にもなじませると乾燥や割れから爪を守ってくれます。

髪のお手入れに

アルガンオイルは洗い流さないトリートメントとしても使うことができます。

髪を洗った後にアルガンオイルを数滴手に取り両手に広げ、毛先から髪全体にムラなくなじませます。

傷んでパサついた髪に栄養とうるおいを与え、ドライヤーの熱からも髪を守ってくれます。

頭皮マッサージに

乾燥やフケが気になるときには、週に1~2回の頭皮マッサージがおすすめです。

よくブラッシングしてから、500円玉くらいの量のアルガンオイルを頭皮になじませ、指先で頭皮を柔らかくもみほぐすように、円を描きながらマッサージします。

その後、温かいタオルで包んで5分ほど置いたらシャンプーしましょう。

アルガンオイルの保湿効果とマッサージの血行促進効果で頭皮トラブルを改善し、美しい髪づくりに役立ちます。

 

まとめ

アルガンオイルの効果・効能やおすすめな使い方も紹介!でした。

★アルガンオイルの効果・効能

  • お肌にうるおいを与える
  • アンチエイジングのケアに
  • お肌のキメを整え白い肌をつくる
  • 紫外線から肌を守る

★おすすめな使い方

  • ブースターとして
  • いつもの基礎化粧品をワンランクアップ
  • マッサージ&パック用オイルとして
  • ボディケアにも
  • 髪のお手入れに
  • 頭皮マッサージに