アロマお役立ち情報

100均のアロマオイルの危険性や副作用は?本物の精油との見分け方やおすすめの活用法も

こんにちは。
lily(リリー)です。

アロカツをごらんいただきありがとうございます(^_-)

「これからアロマテラピーを始めたいけど、100均で売られているアロマオイルを使って大丈夫?」

「アロマ専門店で売られているオイルと100均アロマってなにが違うの?」

そんな疑問をお持ちのあなたへ。

先に結論からお伝えすると、

 

このような感じです。

初めに申しておきますが、けして100均で売られているアロマオイルを悪にするわけではありませんm(__)m。

100均のアロマと本物の精油とでは用途が違ってくるだけです。

もしみなさんが心身を癒す目的でアロマをとり入れるのであれば、是非本物の精油を使うことをおすすめします。

今回の「アロカツ」では

  • 100均のアロマオイルって危険性や副作用
  • 本物の精油(エッセンシャルオイル)と本物ではないアロマの見分け方のコツ
  • 100均のアロマオイルのおすすめ活用法

これらについて詳しく解説していきます。

この記事を読み終えるころには「100均のアロマオイル」の危険性や本物のアロマとの違いが理解できます。

気になる方は是非記事を読み進めていただけたら幸いです(^^♪

それではさっそく本題にまいりましょう。

100均(セリア・ダイソー)などで売ってる安いアロマオイルが危険な3つの理由や副作用とは?

前述した通り、100均の「アロマオイル」をアロマテラピーで使うことはできません。

それはどうしてか?

「危険性や副作用」

があるからです。

まずはじめに100均(セリア・ダイソー)などで売られているアロマオイルがどんな性質のものなのか?

実はアロマテラピーで使うには「危険すぎる3つの理由」について解説していきます。

100均のアロマオイルの写真

100均アロマの危険な理由その1:天然成分100%ではない

アロマテラピーをおこなう上で、もっとも重要なのはオイルの品質です。

アロマの香りを嗅いで安らぎたい、リラックスしたい場合や体に取り入れる(塗布など)場合、安全に使う為のアロマは、

「天然成分100%」

である必要があります。

天然成分で作られたアロマのことを

  • 「精油」
  • 「エッセンシャルオイル」

といいます。

天然成分100%の精油(エッセンシャルオイル)は安全性が高いので、アロマテラピー全般で活用でき、芳香浴以外にもアロマバスや部分トリートメントなどに使うことができます。

一方、100均で売られているものは、もともとは香りを楽しむだけの

  • 「フレグラントオイル」
  • 「ポプリオイル」
  • 「アロマオイル」

などと呼ばれています。

100均の「アロマオイル」の成分には「石油系・アルコール系などの不純物」が含まれおり、天然に似せた香りを混ぜて人工的に作られた合成成分です。

本物の精油(エッセンシャルオイル)とは香りの深みもまったく違います。

その為、100%天然成分のアロマと同じ効能や心身に届く癒し作用はありません。

では、本物ではないアロマにはいったいどんな危険性があるのでしょうか。

100均アロマの危険な理由その2:皮膚に有害な界面活性剤のこわさと副作用

100均などで売られているアロマオイルの成分を確認すると、ほとんどが

「界面活性剤・エタノール・香料」

と書かれています。

「界面活性剤」とは水と油を混ぜ合わせる作用を持つ乳化剤です。

下でも書いていますが主に洗剤や柔軟剤の主成分となっています。

購入の際にラベルを確認してみてください。

私が調べてみたところ、界面活性剤といってもいくつか種類があって

  • アニオン界面活性剤
  • 非イオン界面活性剤
  • カチオン界面活性剤
  • 両性界面活性剤

の4種類がありました。

なんだかよくわからない名ばかりですが、使う目的によって振り分けられるとのこと。

調べた結果、100均のアロマオイルがどの種類の界面活性剤が使われているのかは不明でした。

ようは100均アロマは正確に原料を公開していないことになります。

さらにわかったこととして、

「石油系の原料で作られた、合成界面活性剤は人の身体に悪影響」

だということはわかりました。

合成界面活性剤には、発がん性物質があると言われています。

皮膚から吸収されて成分が身体に溜まってしまうと「皮膚がん」をはじめあらゆる病変を引き起こす恐れや肝機能が壊される危険性があります。

私たちの生活の中で触れることがある

  • 洗濯洗剤
  • 食器用洗剤
  • 柔軟剤
  • シャンプー

など日常的に使うものにすくなからず合成界面活性剤が含まれています。

アレルギー体質やお肌が弱い体質の方は食器洗剤で手が荒れたり柔軟剤で皮膚のかゆみが出たりした経験はありませんか?

これは界面活性剤ほか添加物の毒性に触れることで出る影響からと言われています。

さらに合成界面活性剤の有害物質を身体に入る込むことで、突然アレルギー疾患や重大な副作用を起こす場合もあると言われています。

私はアレルギー持ちで強い洗剤に肌が反応しやすいので、洗い物をする際にゴム手袋は欠かせません
( ;∀;)

最近では自宅で使うすべての洗剤を植物性石鹸の洗剤に変えてみたところ、肌荒れすることはほとんどなくなり肌の調子も良好です。

100均アロマの危険な理由その3:人工香料の危険性

香りを楽しむためと「アロマオイル」や「フレグラントオイル」を使っても本物の精油成分と同じ作用・効能はありません。

むしろ人工香料自体が身体に悪影響を与えます。

よって積極的な芳香浴(香りを嗅ぐこと)で使うことはおすすめできません。

人は、有害な物質を吸うことで身体が徐々に化学物質に汚染されていきます。

特に、妊娠中の方はもっとも危険性があるので気を付けなければいけません。

妊娠中の方は天然成分100%のアロマであっても種類によっては控えた方が安全と言われている香りがあるくらいです。(子宮収縮作用があるものなど )

もしこの記事を妊婦さんが見ていましたら、人工香料を積極的に吸うことはお腹の赤ちゃんにも同じ香りを吸わせていることを忘れないでほしいです。

↑このように、人工的な香りが危険視されていることがわかっています。

使ってから後悔するのでは遅いので、私はアロマテラピー目的で「100均のアロマオイル」を使用することをおすすめできません。

では天然成分100%のアロマ(精油)とそうでないものを見分けるにはどうすればいいのか?

簡単なポイントを紹介していきますね。

天然成分100%の本物のアロマオイル(精油)の簡単な見分け方をチェック!

「精油」「エッセンシャルオイル」と呼ばれる本物の天然成分100%のアロマは、植物の花・果実・樹木・葉っぱ・根・草などから抽出(採れた)エキスのことを言います。

見分け方のポイントその1:箱・ラベルで学名・原産国をチェック!

まずラベルやパッケージに「植物の学名(精油名が英語表記)」他にも原産国や抽出部位などの記載があるかをチェックしましょう。

わかりやすいように実際の精油瓶の裏面のラベルを撮ってみました。

本物の精油である説明のラベル裏面

この精油には

  • ベルガモット10ml
  • 学名:Citrus bergamia
  • 抽出部位:果皮
  • 抽出方法:冷却圧搾法
  • 原産国:イタリア

と記載があります。これは成分分析表になります。

このように植物の詳細が記載されている精油(エッセンシャルオイル)は品質が高く本物のアロマです。

アロマテラピーで安心して使うことができます。

また、本物の精油(エッセンシャルオイル)は揮発性なので劣化を遅らせるため茶色・青などの遮光瓶」に入っています。

こちらも合わせてチェックしましょう。

成分分析表の記載がある参考商品はこちら

 

見分け方のポイントその2:「精油」または「エッセンシャルオイル」・「100%」の表記をチェック!

天然成分100%のオイルを見極める上で次に重要なのはパッケージの表面の表記です。

表面のラベルの画像です。

見えづらくて申し訳ないのですが、「100%ピュアエッセンシャルオイル」の記載があります。

本物の精油である説明のラベル表面

本物かどうか確認する際はラベル部分に以下のいずれかの記載があるかをチェックしましょう。

  • 精油100%
  • ピュア(pure)100%
  • ナチュラル(Natural)100%
  • エッセンシャルオイル(Essential oil)100%

これらの表記があるものは、「天然成分100%」の原料で作られた本物の精油なので、安心して購入して大丈夫です。

「天然成分100%」精油(エッセンシャルオイル)の参考商品はこちら

 

見分け方のポイントその3:価格が安すぎるものは注意!

まずどこの100均に行っても「天然成分100%の精油」の取扱いはありません。

もしもですが、「精油100%」の記載があって100円で売られていたとしたら絶対に疑うべきです。

本物の精油(エッセンシャルオイル)の適正相場は、10ml 1,300円~65,000円と幅広い設定になっています。

この違いは効能と関係はなく、植物の希少価値や一つの植物から採れるエキスの量に関係しています。

一番有名で高価なオイルだと「香りの女王」とも呼ばれている「ローズ・オットー」は、5ml 20,000~65,000円もするんです。

覗いてみるとおわかりいただけますが価格にビックリします( ゚Д゚)

ローズオットーの参考商品はこちら

 

ローズ・オットーは3,000kg~4,000kgもの花びらから、たったの「1リットルほど」のエキスしか採れないので高価だということがわかります。

ローズ・オットーの精油は高級化粧品に含まれていたり高級エステで使われていたりします。

よって100均の低価格のローズのアロマは天然成分100%のオイルではないと言えます。

また人気のオレンジやラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)の例ではメーカーにもよりますが、10ml 1,300円~2,000程度の価格で売られています。

またあまり知られていませんが、店舗を持たないネット通販では店舗で売られている1本分の値段で6本セットで購入できるお得なお店なんかもあります。

参考品を載せておきます。

「1本あたり約166円」はお財布に優しすぎます。

 

100均アロマオイルの安全な活用法を紹介!

ここまで記事を読み進めてくださった方は、きっと100均のアロマオイルはこわくて使いたくない!と思っていただけたと思います。

私も好きではありません( ゚Д゚)!

しかし100均のアロマオイルにも使い方によってはおすすめできる活用法があるんです。

もともとは香りを楽しむために作られた人工香料ですから以下の使い方がおすすめです(^^♪

100均アロマの活用法その1:アロマキッチンクレンザーでシンクをピカピカに!

100均のアロマオイルと同じく100均のアイテムを使ってアロマクレンザーとして使ってみることをおすすめします。

☆準備するもの

  • 100均の重曹40~50g
  • 100均の密封できる容器やタッパ1個
  • 100均のアロマオイル10滴

✰作り方

  1. 容器に重曹とアロマオイルを加える
  2. 密封した容器をふるふるし中身を完全に混ぜる

とこれだけでとっても簡単です。

この時にすべての分量を二回に分けて入れてふるふるすると中身が早く混ざりやすいですよ。

できたクレンザーをシンクの気になる部分にふりかけてたわしやスポンジでこすりましょう。

ぬめりがなくなり嫌な臭いが解消されます(^^♪

汚れが取れたら、水でクレンザーを完全に流してお掃除は終わりです。

重曹効果でピカピカになりますよ(*’▽’)

この分量で数回は使えるので、使い終わったら必ず密封して保存しましょう。

100均アロマの活用法その2:床やたたみの雑巾がけで防ダニ効果

ユーカリやミントの香りで防ダニ効果が期待できます。

☆準備するもの

  • バケツ
  • ユーカリやミントのアロマオイル
  • 雑巾1枚

✰掃除の仕方

  1. バケツいっぱいの水にお好みのオイルを2~3滴垂らす
  2. 雑巾を絞る
  3. 床やたたみを水ぶきする

こんなに手軽に活用できます。

殺虫作用はありませんが虫を寄らせない効果が期待できます。

注意点:雑巾を絞る時は素手ではなくゴム手袋や使い捨てのビニール手袋を使いましょう。

このようにアロマテラピーでは使えない「100均のアロマオイル」でも掃除や消臭に幅広く活用することができますので是非試してみてください。

今回の「アロカツ」まとめ

今回のアロカツでは、「100均のアロマオイルの危険性や副作用は?本物の精油との見分け方やおすすめの活用法も!」

でした。

★100均のアロマオイルが危険な3つの理由や副作用は

  1. 100均のアロマオイルは、「天然成分100%のオイル」ではないので危険
  2. 皮膚トラブルや身体に有害な「界面活性剤」の副作用の危険
  3. 人工香料を吸い続けることは「有害物質」に身体が汚染される危険

★天然成分100%の精油(エッセンシャルオイル)との簡単な見分け方は?

でした。

途中少しこわいことを言ってしまいましたね。

しかし100均のアロマオイルは原料に不明点がありアロマテラピーにおいては身体に有害な為おすすめできません。

リラクゼーションや心のケア目的には安全なアロマを利用してアロカツを楽しんでいただけら幸いです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。