「アロカツ」をご覧いただきありがとうございます。
私はアロマバスが大好きで、心や体を癒したい時に好きな精油を入れて入っています。
この記事を読んでいるあなたも、きっとアロマが大好きでバスタイムを楽しんでいると思います。
しかし、心身癒されようと大好きなアロマオイル(精油)を入れて、いざ湯せんにつかってみたら…癒されるどころか…
んっ!?
「なんだか、体がヒリヒリする(-_-;)」
こんな経験ありませんか?
もしかしたら原因は、アロマオイル(精油)をお風呂に入れる方法や使い方が間違っているかも…。
実は、ネットに書いてあるアロマバスの使い方で、間違った方法が記載されている記事があり気になりました。
アロマバスを楽しむ際に、湯せんに直接精油を投入する方法は正しい使い方ではありません。
今日のアロカツでは
- アロマオイルをお風呂に入れてヒリヒリする原因は?
- 皮膚トラブルを回避する使い方や対処法は?
- アロマバスを安全に楽しむために絶対に必要な5つのアイテムを紹介!
- 正しいアロマバスオイルの作り方や分量って?
などの気になる点について、詳しく紹介していきますね。
この記事を読み終えるころには、お風呂でヒリヒリすることなく、安全にアロマバスを楽しむ方法がわかります(*‘∀‘)
アロマオイル(精油・エッセンシャルオイル)の種類や効能・禁忌を一覧で紹介!
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Contents
アロマオイルをお風呂に入れてヒリヒリする原因は?
アロマバスを楽しむ為には、正しい使い方をしないと逆効果で危険なんです。
「アロマオイルをお風呂に入れたらヒリヒリした」
このような場合、原因のほとんどが
「間違った使い方」
をしていることが多いです。一度普段の使い方を振り返ってみましょう。
もしかして、以下のようなことをしていませんか?
↓ ↓ ↓
- 100%天然のアロマオイル(精油)以外の人工的なオイルを使用
- アロマオイル(精油)をそのまま投入
もしこのような使い方をしている場合は、今すぐ中止してください。
それでは、なぜ間違っているのかについて、順番に説明していきますね。
天然成分100%のアロマオイル(精油)以外の人工的なオイルを使用している
これは、どういうことかというと、言葉通り「天然成分100%の精油」ではなく、人工的に作られたオイルの事をいいます。
100%のアロマオイル(精油)とは、原料を植物から抽出したオイルのことをいいます。
生活の木などアロマ専門店に売られている品質が高いオイルがこれにあたります。
一方、人工的に作られたオイルは、「アロマオイル」ではなく、香りを楽しむだけの為の「フレグラントオイル」のことをいいます。
フレグラントオイルは、100均や一部の雑貨屋に売っている激安のオイルです。
これらのオイルは、原料が非公開のものが多く、お肌に直接精油が付くマッサージやアロマバスでの使用には不向きで危険です。
もともと芳香用に作られたオイルなので、成分は添加物だらけでしょう。
香りを楽しむだけのオイルでも、100%の天然オイルとは香りもまったく違うのでアロマテラピーで使用することは絶対におすすめできません。
このような100均のアロマオイルは玄関の臭い消しなどにおすすめです。
こんなフレグラントオイルをバスタイムに使用したら…どのような皮膚刺激を受けるのか…。
想像するのも恐いですよね( ;∀;)。
アロマオイル(精油)をそのまま投入
ヒリヒリする原因の一つとして、アロマオイル(精油)の原液をそのまま投入することです。
アロマオイル(精油)は自然植物から抽出した原液のため成分が濃縮されています。
基本的にアロマオイル(精油)を、芳香目的以外で原液で使用することは皮膚トラブルを起こすためおすすめできません。
原液オイルが付いている手でうっかり目をこすってしまったりしたら眼病を起こしかねません。
直接お風呂に入れるとどうなるのか想像してみましょう。
水と油って確実に分離しますね。
アロマオイル(精油)も同じで、油なので水には溶けないんです。
どれだけ長い時間混ぜても絶対に溶けることはありません。そうなると原理上、分離したアロマオイル(精油)はどうなるか‥‥
人の肌の表面に付いている油分にまとわりつきます( ゚Д゚)
よって、肌が皮膚刺激を起こしヒリヒリするんです。
さらにアロマオイル(精油)の中にはもともと皮膚刺激を起こしやすい種類があります。
代表的なオイルだと
- オレンジ
- レモン
- ベルガモット
などのシトラス系や
- シナモン
- バジル
などのスパイス系のアロマオイル(精油)がこれにあたります。
しかし、アロマバスで活用してはいけないという事ではありません。
正しい使い方をすれば、皮膚刺激を回避できるのです。
皮膚トラブルを回避する使い方や対処法は?
それでは、皮膚トラブルが起こった時にはどうすればいいか。
まずは、皮膚刺激が起こった場合は使用をやめて様子をみましょう。
オイルはオイルでしか落とせない
腕など一部がヒリヒリしている場合はごしごし洗わずに、オイルクレンジングなどで拭き取ることがおすすめ。
オイルを確実にお肌の皮膚から落とすにはオイルを活用してください。
自宅にあるオリーブオイルでも代用できます。
その後にシャワータイムをして、優しく石鹸で洗い流しましょう。
あまりにも皮膚刺激が強くかゆみやただれがある場合は、すぐに皮膚科に行き適切な処置をしてもらいましょう。
今後、アロマバスをピりピりせずに楽しむ為には「正しい方法」でバスオイルを作ることです。
使う際は必ずベースオイル(キャリアオイル)を利用する
これは、アロマオイル(精油)をキャリアオイル(植物油)と言われるベースオイルで希釈する方法です。
キャリアオイルは、アロマオイル(精油)を使う上でベースになる大事なオイルです。
食品でも麺つゆなど、希釈して使うものってありますよね。
希釈しないで、食事したら胸やけして絶対に体に悪いと思います。
イメージ的に同じような考えで、アロマオイル(精油)も用途によって適切に薄めなければいけません。
ベースオイルで精油を希釈することにより、お肌に直接アロマオイル(精油)が付くことを回避できますよ。
これだけでもいいのですが、キャリアオイルで濃度を薄めても油は油!お湯と分離したままです。
乳化剤(バスベース)を活用する
せっかくアロマバスを楽しむなら、水と油の分離を防ぎ安全に使用したいですよね。
これには、乳化剤を使う必要があります。
乳化することにより、湯せんでオイルが完全に混ざり合いますし、本格的なバスオイルを楽しむことができますよ。(*’▽’)
アロマバスを安全に楽しむために絶対に必要な5つのアイテムを紹介!
それでは、理想的なアロマバスオイルを作るために必要なアイテムを紹介していきますね。
まず、アロマバスオイル(精油)を作るために絶対に必要になるのは次の5つ。
- 100%のアロマオイル(精油)
- 希釈用のキャリアオイル(植物油)
- アロマバスベース(乳化剤)
- 遮光瓶(保存用の瓶スポイトタイプがおすすめ)
- ミニビーカー(軽量カップでも)&マドラー(割りばしでも可)
になります。
材料1:100%のアロマオイル(精油)
アロマテラピーをする時は、必ず天然成分100%のアロマオイル(精油)を準備しましょう。
本物のオイルか見極めるためには、パッケージで次のことを確認しましょう。
- 100%天然成分になっているか。
- 「精油」または「エッセンシャルオイル」と表示されているか。
- 学名
- 原産国
- 抽出方法
- ロッド番号
これらの記載をチェックし、本物のオイルを選んでください。
オイルを選ぶ時に迷ったら以下のオイルがおすすめ!
【リラックス・安眠・精神疲労】
- ラベンダー
- カモミール・ローマン
- フランキンセンス
- ネロリ
【花粉症・鼻づまり・インフル・風邪など】
- ヤロウ
- ユーカリ
- ペパーミント
【冷え性】
- ジュニパー
- サイプレス
- ベルガモット
【腰痛・肩こり・筋肉疲労】
- グレープフルーツ
- マジョラム
- レモングラス
など。
アロマオイル(精油)は効能別に数本持っておくと、その日にあったアロマバスを楽しむことができます。
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先ほどお伝えしましたが、精油の中には皮膚刺激があるオイルもあります。
もちろん、人によって感じ方はそれぞれですが、もともとお肌の弱い人ではない場合も事前にパッチテストをおすすめします。
【簡単なパッチテストのやり方】
肘や腕の内側や外側に使用したい精油をキャリアオイルで希釈し、綿棒で小さい範囲で塗りましょう。
コットンを被せ、絆創膏やテープで止め、24時間後に肌の様子をチェックしてみましょう。
少しでも合わなければ赤く反応が出ます。
材料2:希釈用のキャリアオイル(植物油)
キャリアオイルを使うことで、アロマオイル(精油)の浸透性を高め、保湿効果も期待できます。
さらに、キャリアオイルとしての効能も発揮します。
代表的なオイルの種類は
- ホホバオイル(お肌の弱い方)
- グレープシードオイル(サラッとしている)
- マカダミアナッツオイル(柔肌にする)
- スウィートアーモンドオイル(乾燥肌におすすめ)
などありますが、アロマバスでおすすめするキャリアオイルは、肌への浸透力が早い
「ホホバオイル」
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「マカダミアナッツオイル」
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アレルギー体質やお肌の弱い人はホホバオイルがおすすめです。
この二つのオイルは酸化が遅いので、アロマバスオイルの作り置きに向いていてゆっくり使用する事ができます。
材料3:アロマバスベース(乳化剤)
アロマオイル(精油)を水に溶かす役割をするのがバスベース(乳化剤)です。
様々なタイプのものが売られていますが、アロマオイル(精油)の香りを楽しむためにも
「無香料」
のバスベース(乳化剤)がおすすめ。
このような商品です。
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さらに、乳化剤を使用する事により、浴槽の清掃も楽になりますよ。
材料4:遮光瓶(保存用の瓶)
手作りのアロマバスオイルを作る際は、揮発や劣化を少しでも遅らせるように保存用の遮光瓶がおすすめです。
アロマ専門店・通販や雑貨屋で安く購入できます。
もともとドロッパー(中栓)が付いている物が多いですが、アロマバスを作る際は、初めからドロッパーなしを購入するのもいいでしょう。
アロマバスを1回分~3回分ほどの量を作るには「10ml」の遮光瓶がちょうどいい大きさなのでおすすめ。
ただ、ドロッパーなしの物だと投入する際に出すぎてしまう場合もあるので、おすすめは、スポイト付きの蓋の瓶を選ぶと使いやすいです。
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材料5:ミニビーカー&マドラー
ガラスビーカーは、手作りコスメやアロマオイル(精油)など材料の調合を適切におこなうために必要な道具です。
販売している所が少ないですが、生活の木などアロマ専門店では様々なサイズのビーカーの取扱いがあります。
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しかし、ない場合は、100均に置いてある軽量カップを、かき混ぜるマドラーは割りばしでも代用できます。
これだけのアイテムを揃えておけば、入浴剤を買わなくても自宅で上質なアロマバスオイルが作れちゃいます。
正しいアロマバスオイルの作り方や分量を紹介!
それでは次に、簡単1分で上質なアロマバスオイルを作るレシピについて紹介していきますね。
まずは、上で紹介したアイテムを準備しましょう。
【分量:2回~3回分】
- ①アロマバスベース(乳化剤)6ml
- ②希釈用のキャリアオイル5ml
- ③お好みのエッセンシャルオイル(精油)20滴
- ④ビーカー1
- ⑤遮光瓶1
材料が揃ったら
- ⑤の遮光瓶のフタを外します。
- ④のビーカーに①を入れ分量を計り⑤の遮光瓶に流し入れます。
- 同じように②の分量を計る
- ③を②に入れて混ぜ、遮光瓶に入れる
- 蓋を閉め、全ての材料瓶をよく振り完成
完成したアロマバスオイルは湯せんに浸かる直前に入れてよくかき混ぜましょう。
これで、バスタイム中にヒリヒリする問題は解決します。
しかし、正しい使い方をしたのにもかかわらず皮膚刺激を感じる場合はアロマオイル(精油)自体が体質的に合わない場合があります。
少しでも違和感を感じたら、すぐに使用を中止し専門医に相談しましょう。
今日の「アロカツ」まとめ
★アロマオイルをお風呂に入れたらヒリヒリする原因や対処法は?正しい使い方や分量もチェック
でした。
★ヒリヒリする原因は、アロマオイル(精油)を原液でそのまま入れたり、100%天然オイル以外のものを使っている可能性がある。
★皮膚の油を取るにはオイルを利用し、その後シャワータイム。
★皮膚刺激が強い場合は皮膚科に行きましょう。
★アロマオイル(精油)はキャリアオイル(植物オイル)で希釈して薄めてから使うと皮膚トラブル回避になる。
★さらに、乳化剤を使うと上質なアロマバスオイルが楽しめる。
★お肌が弱い・弱くない関係なしに、新しいアロマオイル(精油)を使う時はパッチテストをした方がいい。
これで、もう「お風呂でヒリヒリ」することはないでしょう。
あなたオリジナルの上質なアロマバスオイルで、最高のバスタイムを過ごしてくださいね。
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最後までお読みくださり
ありがとうございました。