アロマの意味・効果・効能

精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの違いは?それぞれの特徴や使い方を比較

Lily
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こんにちは!アロカツのLily(リリー)です☆ご訪問ありがとうございます。

アロマをはじめたいけど、

「精油」(エッセンシャルオイル)と「キャリアオイル」の違いが、よくわからない!

って、思ったことありませんか?

Lily
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実は、Lilyもアロマを勉強する前はちんぷんかんぷんでしたよ。

実はこの二つのオイルは、まったく違う役割をするオイルなんです。

この記事では、Lilyが精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの違いを比較しながらお伝えしていきます。

今回のアロカツでは、「精油」(エッセンシャルオイル)と「キャリアオイル」

  • 意味の違いは?
  • 特徴・使い方の違いは?
  • 価格の違いは?

といったことについて紹介していきます。この記事を読み進めれば、「精油」(エッセンシャルオイル)と「キャリアオイル」の違いが理解できます。

精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルのそれぞれの意味や特徴・価格の違いは?

それでは、さっそく精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの違いを比較していきましょう。

先に結論から言ってしまうと、

★【精油】は芳香成分がある植物から採れた揮発性のピュア100%オイルです。アロマテラピーをするうえで主役の基材です。

★【キャリアオイル】は精油(エッセンシャルオイル)を希釈して使うためのベースオイル(植物油)で、精油成分を身体に浸透させるためのオイルです。

主にアロマバスやアロママッサージに使われます。

それでは、順番にチェックしていきましょう。

意味の違い

精油(エッセンシャルオイル)の意味は、芳香成分を持つ植物の様々な部位(花びら・果実・皮・枝葉・根・茎・樹脂)を搾ったり、蒸して抽出される天然エキス100%の物質のことを言います。アロマテラピーをする上で、主役の基材です。

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一方、「キャリアオイル」とは、植物の種子や果実から抽出される植物油のことを言い、精油を体内に運ぶ(キャリア)という意味から付けられました。

精油(エッセンシャルオイル)のベースに使われるオイルということで、別名:ベースオイルとも呼ばれます。

Lily
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英国では、「べジタブルオイル」と呼ばれているんですよ

キャリアオイルの参考商品はこちら

 

特徴・使い方の違い

精油(エッセンシャルオイル)は、種類ごとに独特な香りと様々な薬理的効能があり、精神面や身体の不調に働きかける作用があります。

精油の参考商品はこちら

 

精油の特徴は

  • 揮発性で水に溶けにくい
  • アルコール・油によく溶ける
  • 酸素・光・熱により劣化する

などがあります。

香りの系統には

  • フローラル系(カモミール・ラベンダー他)
  • シトラス系(レモン・オレンジ他)
  • ハーブ系(ペパーミント・クラリセージ他)
  • エキゾチック系(イランイラン・パチュリ他)
  • スパイス系(ジンジャー・バニラ他)
  • ウッディー系(サイプレス・ジュニパー他)

と約6種類に分かれていて、200種類以上もの香りがあります。

使い方としては、精油(エッセンシャルオイル)は高濃度のため、基本的に原液のまま使うことはしません。特に身体に使用するには、ベースとなるオイルで希釈して薄めて使います。

Lily
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お肌に直接使うことは、皮膚湿疹などの副作用を起こす可能性があるので絶対✖です!

ここで精油(エッセンシャルオイル)を薄めるために登場するのが、

「キャリアオイル」

です。

よく耳にする

  • ホホバオイル
  • スイートアーモンドオイル
  • マカダミアナッツオイル
  • グレープシードオイル
  • オリーブオイル
  • アルガンオイル

などは、すべて「キャリアオイル」になります。

キャリアオイルは、ほぼ無臭で主にマッサージで使うためのベースとなるオイルです。直接お肌に使うことができ、アロマテラピーを楽しむ上で、絶対に必要でかかせないアイテムなんです。

Lily
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リノール酸やオレイン酸などの脂肪酸やお肌が喜ぶビタミンやミネラルなどが豊富に含まれているものが多いので、単体で使っても、お肌や髪のケアができますよ。 

キャリアオイルの役割には

  • 精油を希釈して濃度を薄めることで皮膚刺激をおさえる
  • 精油成分が肌に浸透する速度を速める
  • 精油の揮発を防いで、皮膚への浸透率を高める
  • アロママッサージを滑らかにおこなうことできる
  • キャリアオイルの持つ性質や栄養を利用する

などがあります。

Lily
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精油とキャリアオイルは、それぞれ別の役割をするオイルだということがわかりましたね。

価格の違い

次に価格を比較してみましょう。

精油(エッセンシャルオイル)の価格は、10ml 1,500円~65,000円と幅広く、効能に関係なく、植物の稀少価値や抽出量から価格が設定されています。

いくつか例を出すと、

人気のオイルで手ごろな価格だと、「グレープフルーツ」「ラベンダー」の精油は10ml 1,500円~2,000円で購入できます。

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一方、栽培までの時間が長く、一つの花や木から採れる精油の量が少ない植物で、「ネロリ」10ml 17,000円~30,000円「ローズオットー」では、10ml 30,000円~65,000円と高価格。

次に、キャリアオイルの価格ですが、おおよそ100ml 800円~8,000円と幅広く、それぞれの特性や質で価格が異なります。

アロマテラピーでよく使われる、「グレープシードオイル」「スイートアーモンドオイル」などは、100ml 1,500円~2,000円程で購入できます。

高価なオイルだと、人の皮脂に近い成分の「ホホバオイル」100ml 2,500円~6,000前後、皮膚再生作用があり、美容成分が高い「ローズヒップオイル」は、100ml 6,000円前後の価格になります。

Lily
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精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの価格の比較では、薬理的な効能を持つ分、精油(エッセンシャルオイル)の方が高価格です。

アロマオイルの効能についてはこちら

 

今日の「アロカツ」まとめ

今回の記事では、「精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの違いは?それぞれの特徴や使い方を比較」についてでした。

★「精油」→揮発性で強い芳香成分があり、さまざまな効能が精神面や身体に作用する。アロマテラピーをやる上で主役基材。基本的に芳香浴以外では原液で使用せず、直接身体に使う場合はキャリアオイルで希釈する。

価格:10ml 1,500円~65,000円

★「キャリアオイル」→精油(エッセンシャルオイル)を希釈して薄める役割。精油とブレンドして使うことで、皮膚への浸透性を高めることができ、主にアロママッサージやアロマバスに使われます。

価格:「キャリアオイル」→100ml 800円~8,000円

アロマテラピーで身体面を癒したい場合は、精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの両方を必ず準備しましょう。

キャリアオイルは、お風呂上がりのボディークリーム代わりに使うと、お肌がもっちり、しっとり保てるのでおすすめですよ。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。