アロマの意味・効果・効能

ホホバオイルの効果・効能・おすすめな使い方と注意点まとめ!

Lily
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こんにちは!lily(リリー)です。

ホホバオイルは、お肌を健康的に保つ「ミネラル」や「アミノ酸」・「ビタミン類」などの栄養素が豊富な植物オイル(キャリアオイル)です。

古い時代から、お薬の代わりとして人々のお肌のトラブルを助けてきました。

現代でも、ボデイケア用品や化粧品などに含まれていて植物オイルの中ではもっともポピュラーなオイルです。

この記事では、

  • ホホバオイルの特徴
  • 平均相場や購入ポイントは?
  • ホホバオイルの効果・効能は?
  • おすすめな使い方や注意点をチェック!

など、気になる部分について紹介していきますので、是非最後までチェックしてみてください。

ホホバオイルの特徴・平均相場や購入ポイントをチェック!

まずはじめに、ホホバオイルの特徴と平均相場・購入ポイントについて紹介します。

 

ホホバオイルの特徴

ホホバオイルは、半砂漠のような乾燥地帯で育つ「ツゲ科」の常緑低木です。

熱に強く、激しい雨風にも耐える強い生命力を持つため、どんな過酷な環境化でも水分を保つことができる植物です。

ホホバオイルは、人の肌の皮脂に近く、低刺激なことから赤ちゃん~大人まで安心して使える万能オイル。

見た目は液体ですが、別名「ホホバワックス」とも呼ばれで、冬場など低温時(10℃以下)で固まる性質を持っています。

ホホバオイルは、370℃以上の高温に四日間さらされいても品質が変わらないほど酸化に強く、他の植物油より長期保存が可能。

【ホホバオイルのデータ】

学名 Simmondsia chinensis
(シモンドシア キネンシス)
科名 ツゲ科
抽出部位 種子
抽出法 低温圧搾法
主な産地 アメリカ・イスライル・オーストラリア・メキシコ他。
未精製オイルは金色/精製オイルは無色
香り ホホバゴールドのみ甘さ/精製オイルは無臭
浸透性 とても良い
感触・使用感 さらっとして軽くべたつかない
主な成分 ステアリン酸・パルミチン酸・アラキン酸
肌質 すべての肌質に


【ホホバオイルがおすすめの人】

  • お肌が弱い人
  • アレルギーが出やすい人
  • べたつきが嫌いな人
  • 赤ちゃん~大人

ホホバオイルの平均価格相場は100ml 1,200円~3,000円!購入ポイントは製法をチェック!

キャリアオイルの価格の違いは、メーカーやブランドの他、

  • 製法
  • 抽出量
  • 抽出法
  • オーガニック

などの違いで異なります。

キャリアオイルには、「精製オイル」と「未精製オイル」の2種類に分けられます。

購入の際に何が違うのか?

どちらにするか迷ってしまう!という人が多いと思います。

簡単に説明すると、

★「未精製オイル」は、熱を加えない「低温圧絞法」で抽出され、採れたままの色・香り・栄養成分がそのままのピユアなオイルのことを言います。

未精製のオイルのメリットは、熱を加えない製法で栄養価がしっかり残るところ。

デメリットとしては、手間をかけている分、価格がやや高めという点です。

★一方「精製オイル」は、高温加熱や脱色を加えるため、香りや色・ビタミンなどが取り除かれた工程で作られたオイルのことを言います。

精製オイルの良い所は、未精製のオイルよりも、低価格で購入できるものが多いというメリットがあります。

デメリットとして、栄養価が未精製に比べて少ないため、美容効果を感じるまでの時間がややゆっくりめです。

アロマテラピーをする上で栄養価と美容効果に優れているのは「未精製オイル」ですが、精製オイルの方が化学処理をしている分、刺激が少ないと言われます。

どちらを選ぶかは、用途や好みになりますね。

ホホバ本来の栄養成分を生かして幅広い用途に使用したい人は「未精製オイル」がおすすめ。

未精製オイルの詳細はこちら

 

手づくりコスメに保湿目的での配合、香りや刺激が少ないものを使用したい人は、「精製オイル」がおすすめです。

また、精製オイルの中でも、製法工程で添加物を使用していない無添加のホホバオイルも売られています。

無添加の精製オイルの詳細はこちら

 

ホホバオイルを選ぶ際は、必ず製法をチェックして好みのオイルを購入しましょう。

また「学名」や「抽出方法」・「原産国」などのデーターがないものは偽物の可能性が高いので注意してください。

アロマグッズを低価格で購入できるおすすめの通販サイトはこちらでもチェックできます!

アロマオイル・グッズをネット通販で購入する場合のおすすめサイトまとめ!

ホホバオイルの効果・効能をチェック!

ホホバオイルがお肌や髪へと働きかける効能や効果を紹介します。

お肌や髪にうるおいを与える

ホホバオイルには、人間の皮脂にもっと近い「ワックスエステル」を持ち合わせているため、十分な保湿力と浸透性があり、皮膚膜を保護する働きを持ちます。

皮膚を柔らかくする皮膚軟化作用があり、肌荒れや乾燥肌を防ぎ健康的なお肌に導きます。

他にも、パサついた髪に使うことでキューティクルを保護し、しっとりとした髪を保つ働きも。

さらに、頭皮の乾燥を保湿し、フケやかゆみを軽減させます。

アンチエイジングのケアに効果的

人の肌は年齢を重ねていく度に酸化していきます。

肌を老化させないためには極力、活性酸素を増やさないことが大切です。

ホホバオイルには、美肌に欠かせない「ビタミンA・D・E」や「ミネラル」・「アミノ酸」がたっぷり(^^♪

その中のビタミンEには、強い抗酸化作用があり、皮膚を外部の酸化刺激から守る働きをします。

とても酸化に強いオイルのため、アンチエイジングのケアにも役立てることができます。

アトピーや吹き出物の症状緩和

ホホバオイルの反バクテリアについて研究した、ミシガン大学とポートエリザベス大学製学部のデーターに驚くような研究結果があります。

ミシガン大学によれば、

  • カンジタ菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • シュードモナス菌

を含む、皮膚に悪い影響を与えるバクテリアをテストした結果、そのうち5つのバクテリアがホホバオイルの中で生きれないことが証明されました。

さらに、ポートエリザベス大学で「ホホバオイルのバクテリア破壊力」についてテストした結果、ホホバオイルがブドウ球菌やシュードモナス菌を1時間15分以内に破壊したことを発表。

これらの結果から、ブドウ球菌などが原因の吹き出物(めんちょう)やアトピー性皮膚炎のケアに効果的と言われています。
 

妊娠線の予防・傷あとのケアに効果的

ホホバオイルの栄養分であるビタミンAとEが肌を健康な状態に戻し、皮膚の新陳代謝を助けます。

治りにくい

  • 虫刺されの跡
  • ニキビ跡
  • 傷あと

のケアに役立ちます。

また、ホホバオイルは妊娠線の予防にも効果的で、乾燥してかたくなった皮膚を保湿し柔らかく保つ働きも。

ホホバオイルのおすすめな使い方や注意点を紹介!

それでは、ホホバオイルの効果や効能に適した、おすすめな使い方を紹介します。

アロマテラピーのマッサージオイルやバスオイルに

ホホバオイルは、単体だけでも栄養価が高いオイルですが、精油とブレンドして

  • アロマトリートメント
  • バスオイル
  • 沐浴法(もくよくほう)

に使うことで、さらなる相乗効果が期待できます。

また、先ほどもお伝えしましたが、ホホバオイルは妊娠線のケアオイルとして向いています。

「ネロリ」や「ラベンダー」などとブレンドして使うとさらに効果的でおすすめ。

お肌のお手入れに美容オイルとして

ホホバオイルには、たくさんの栄養素が含まれているので、いつものお手入れの工程に加えるのが効果的。

使い方は様々ですが、おすすめは次の3つ

  • 使い方①:洗顔後の初めに美容オイルとして塗布する
  • 使い方②:お使いの化粧品に数滴混ぜて相乗効果をチェック!
  • 使い方③:お手入れの一番最後にハンドプレスで潤いを閉じ込める

です。

髪や頭皮のお手入れに

乾燥してパサついた毛先や髪全体になじませることで、キューティクルを保護し、髪の毛に油分を閉じ込めます。

洗髪前のトリートメントオイルとして使うのもおすすめ。

500円玉くらいの量を手のひらで伸ばして髪になじませましょう。(髪の長さに応じて量を調節)

頭皮のふけやかゆみが気になる人は、両手の指の腹でマッサージしましょう。

軽くマッサージをすることで、頭皮の皮脂や汚れが浮かせ地肌の乾燥を防ぎます。

ラップを巻いてそのまま10分ほど放置したあと流しましょう。

赤ちゃんのボディケアやオムツかぶれに

ホホバオイルは、お肌に優しいのでデリケートな赤ちゃんのボディーケアにも使うことができます。

お風呂あがりに、オイルを手のひらに取って両手で温めてから身体全体に優しく塗りましょう。

また、オムツかぶれに使用する場合は、汚れを綺麗に落として清潔な状態でホホバオイルを塗ってあげましょう。

使用上の注意点!ほこり臭や変色は酸化・劣化のサイン

ホホバオイルは、酸化しにくく普通に使えば2年ほどの長期保存ができると言われています。

しかし、安全に使うためには開封後1年を目安に使い切ることをおすすめします。

Lily
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オイルは酸化すると、香りがほこりっぽい臭いになり、色も茶色っぽく変色します。

酸化したオイルを肌に使うことは皮膚を老化させたり、かゆみが出る原因に!劣化が確認できた時点で処分しましょう。

普段アロカツをしている人なら、100ml 6ヵ月、用途によっては3ヵ月以内で使い切れると思います。

オイルの保存方法についてですが、上でも説明した通り、ホホバオイルはワックスのため、温度が10℃以下で固まってしまいます。

もちろん、温かい温度に触れることで液体に戻りますが、固まってしまうと溶けるまで使えないので、冬場の保存場所には注意が必要です。

保存に最適な温度としては、25℃前後で高温多湿に気をつけましょう。

また、使用の際は使う直前に必要な分量を出し、遮光瓶の蓋をきつく閉めて中身の新鮮さを保っておきましょう。

また、ホホバオイルは安全性が高くお肌の弱い人でも使用できますが、合わない人にはかゆみが出ることもあります。

もし、使用してお肌の不調が見られたときは、すぐに使用をやめましょう。

アレルギー肌や敏感肌の人は、使用の数日前にパッチテストをおこなうことをおすすめします。

【簡単なパッチテストのやり方】

  1. 腕の内側に1円玉くらい大きさを目安にホホバオイルを付ける(カーゼやコットンに染みこませて付けるのもOK)
  2. その上から、防水バンドテープなどでしっかり保護
  3. テスト部位を濡らさないようにそのまま24時間、できれば48時間放置
  4. テープをはがし、皮膚の反応をチェックする

皮膚をチェック後にオイルを塗った部分が赤くならず、かゆみが起きていなければ使って大丈夫です。

まとめ

★ホホバオイルの効果・効能

  • お肌や髪の保湿
  • 抗酸化作用でアンチエイジングのケアに
  • アトピーや吹き出物の症状を助ける
  • 妊娠線の予防・傷あとのケア

★おすすめな使い方

  • アロマテラピーのマッサージオイルやバスオイルとして
  • お肌のお手入れに美容オイルとして
  • 髪や頭皮のお手入れに
  • 赤ちゃんのボディケアやおむつかぶれに

注意点

  • 開封後は1年以内に使い切る
  • ほこりっぽい臭いがしたら酸化しているので処分
  • 10℃以下で固まる性質のため25℃前後で保存
  • 肌に優しいが肌トラブルを感じたら使用を中止
  • 肌の弱い人は事前にパッチテストがおすすめ

最後までお読みいただき
ありがとうございました。