マンダリンは柑橘系の中でも甘さが強く子供~大人まで好まれやすい香りの植物です。
こころとからだにも優しく働きかけるため日常的に使いやすい精油と言えます。
マンダリンの魅力を知って毎日の健康管理に役立てていきましょう。
今回のアロカツでは、「マンダリン」の精油について
- 精神面・身体に働きかける効果・効能をチェック!
- マンダリンと相性がいい香りは?
- おすすめな使い方は?
- マンダリンの禁忌や注意点は?
などの気になる部分について紹介していきます。是非最後までチェックしてみてください。
アロマオイル(精油)ラベンダーの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
アロマオイル(精油)グレープフルーツの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
アロマオイル(精油)ネロリの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの違いは?それぞれの特徴や使い方を比較
精油・エッセンシャルオイル・アロマオイルそれぞれの違いは?特徴・価格や使い方を比較
アロマオイル(精油)ネロリの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
ジュニパーアロマオイル(精油)の効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
不眠に効果的なアロマオイル(精油)の種類やおすすめのブレンド方法を紹介!
Contents
マンダリンアロマ(精油・エッセンシャルオイル)の特徴と他のオイルとの相性・平均相場
それでは、さっそく「マンダリン」の特徴からチェックしていきましょう。
マンダリンの特徴
マンダリンはインド原産の常緑低木です。
5月頃に香りの良い白い5弁花を咲かせ、9~12月頃に果実の収穫期を迎え、果実は美味しく手でむいて食べる事ができます。
マンダリンは、甘くジューシーなとても良い香りがするため、香水や飲み物・食べ物の香料として幅広く利用されています。
また、果実の皮を乾燥させたものは「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれる漢方薬として使われます。
マンダリンの作用は優しく、柑橘系の精油に多い「光毒性」がほとんどないため、お子様や妊婦さん、肌の弱い方も使いやすい精油です。
【マンダリンのデータ】
学名 | citrus reticulata(キトゥルス レティクラタ) |
---|---|
科名 | みかん科 |
抽出部位 | 果皮 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | スペイン・アメリカ・イタリア・ブラジル他。 |
精油の色 | オレンジや緑 |
香りのイメージ | 甘さが強いオレンジの香り。 |
香りノート | トップ |
主な成分 | リモネン・テルピネン・α-ピネン他。 |
マンダリンアロマの香りと相性がいい精油(エッセンシャルオイル)
マンダリンと相性がいい香りは、以下の通りです。
ストレスに
安眠サポートに
風邪予防に
むくみの軽減に
お肌のケアに
妊娠線の予防に
柑橘系
フローラル系
オリエンタル系
マンダリン精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の平均価格相場は10ml 3,000円~3,500円
マンダリン精油の平均相場価格は「10ml 3,000円~3,500円」です。
精油の価格の違いは、原産地や種の種類・メーカーやブランドの他、製法や抽出量・オーガニックであるかないかによって異なります。
店舗を持たないオンラインショップでは単品やセット販売がお得に購入することができます。
参考商品はこちら
↓
★低価格で精油を購入できるおすすめの通販サイトはこちらの記事でまとめてあります!
↓
アロマオイル・グッズをネット通販で購入する場合のおすすめサイトまとめ!
マンダリン精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の主な作用・効果・効能をチェック!
マンダリンアロマが精神面や身体に働きかける作用・効能・効果について紹介します。
マンダリン精油の主な作用・有用性
- 抗うつ作用
- 鎮静作用
- 消毒作用
- 健胃作用
- 肝臓強壮作用
- 食欲増進作用
- 代謝活性作用
- 消化促進作用
- 鎮痙作用
- 鎮咳作用
- 催眠作用
- 抗菌作用
- 抗真菌作用
- 抗炎症作用
- 去痰作用
- 鬱滞除去作用
- 抗ウイルス作用
- 血行促進作用
- 血圧降下作用
- 緩下作用
- 腸蠕動活性作用
- 利尿作用
- 発汗作用
- 細胞活性作用
- 収れん作用
- 皮膚軟化作用
- 皮膚再生作用
マンダリンアロマ(精油・エッセンシャルオイル)心・精神面への効能
マンダリンの主成分である「リモネン」には優れた鎮静作用があるため、
- 不安
- 緊張
- イライラ
- 興奮
- 精神疲労
- ストレス
- 不眠
などのさまざまな心の不調を鎮め、明るく元気を取り戻し、やる気や自信を与えてくれます。
また、マンダリンは眠りにも良い作用があるので、眠れないときにお部屋に香らせることで、安眠のサポートとしても役立ちます。
マンダリンアロマ(精油・エッセンシャルオイル)の身体への効能・効果
マンダリンにはさまざまな身体への作用があります。まず、胃腸の調子を整えてくれることから、
- 食欲不振
- 消化不良
- 吐き気
- 便秘
- 下痢
- 胃炎
など、胃腸の不調全般の症状の緩和に役立ちます。
また、抗菌、抗ウイルス作用があり、免疫力を高めてくれるので、お部屋に香らせることで、風邪などの感染症の予防にも効果的。
さらに、血行促進作用があることから、アロママッサージでマンダリンを使用することで、冷え性やむくみの改善にも役立てることができます。
加えて、皮膚を柔らかくする作用や、細胞の成長を助けたり、血行を良くする作用があるので、妊娠線やセルライトの予防にも活用できます。しわやくすみなどの大人の肌ケアにも効果的。
Lily流、マンダリンアロマ(精油・エッセンシャルオイル)のおすすめな使い方
マンダリンアロマの効果的な使い方を紹介します。
マンダリンアロマ(精油・エッセンシャルオイル)のおすすめな使い方その①:妊娠線の予防に塗布トリートメント
マンダリンは妊娠中のママに役立つアロマと言われています。
マンダリンの成分には「皮膚軟化作用」があるので妊娠中に発生するストレッジマーク予防に有用性があります。
一般的に妊娠7ヶ月から使い始めるのがおすすめです。
マンダリンの精油をキャリアオイル(植物油)で希釈してブレンドオイルを作り、精油成分を皮膚に浸透させましょう。
【おすすめレシピ】
(精油濃度1%の場合)
- マンダリン1滴
- ネロリ1滴
- ホホバオイル(アルガンオイルもおすすめ)10ml
【ブレンドオイルの作り方】
- キャリアオイルに各精油を落とす
- マドラーで混ぜる(ない場合は割りばしでOK)
☆オイルを妊娠線ができやすい部分に塗布し、優しく円を描くようにトリートメントするのがおすすめです。
マドラーの参考品↓
アロマ用ミニビーカー。
メモリ付きで少量のオイルを量る時に役立ちます。
参考品↓
マンダリンアロマ(精油・エッセンシャルオイル)のおすすめな使い方その②:寝付けない時・気持ちのリラックスには芳香浴
柑橘系の中でも特にマンダリンはリラックス効果が高い精油です。
不眠状態が続くときは就寝の1時間くらい前からお部屋に香りを漂わせておくのがおすすめです。
ディフューザーを使う方法がありますが、他にも簡単な方法としてコットンに精油を数滴落とし枕元に置くだけでも効果的です。
【マンダリンアロマおすすめのブレンドレシピ】
- プチグレイン2滴
- マンダリン3滴
マンダリンアロマ(精油・エッセンシャルオイル)の禁忌や注意点をチェック!
最後にマンダリン精油の禁忌や注意点を紹介します。
マンダリンは他の柑橘系と比べると光毒性(ひかりどくせい)がない精油です。柑橘系が好きだけど光毒性の影響を受けたくない人におすすめの精油です。
マンダリンアロマ(精油)の禁忌・注意点その①:皮膚刺激
マンダリンの精油は、柑橘系なので敏感肌やアレルギーを持つ人は注意が必要です。
アロマバスやアロマトリートメントなど直接身体に使う場合は必ずキャリアオイル(ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど)で薄めてから肌に使用しましょう。
通常、精油1滴に対してキャリアオイル5mlほどで希釈するのが安全とされています。
使用前に不安がある場合やアロマが初めての方は念のため使用前に腕の内側などでパッチテストを行い確認することをおすすめします。
★パッチテストのやり方
- キャリアオイル(ホホバなどの植物性オイル)で希釈したアロマオイル(精油)を綿棒やコットンで腕や脚の内側にしっかり塗布
- 塗布した部分が濡れないように「防水絆創膏などで保護」し最低24時間以上~48時間ほど放置する。
- 絆創膏をはがし皮膚刺激があるか皮膚の色の変化をチェックして反応があれば使用を控える
特に皮膚が弱い人やアレルギー体質の人は必ずチェックするようにしましょう。
パッチテストでしっかり反応を確認したい方は使用の48時間前からがおすすめです。
マンダリンアロマ(精油)の禁忌・注意点その②:妊娠中の使用
妊娠中はホルモンバランスが変わり、精油に対して敏感になることがあります。
マンダリンのアロマは一般的には妊娠中でも使いやすく比較的安全とされていますが、念のために使用前に医師に確認しておくと安心です。
妊娠初期には特に注意が必要です。目安として妊娠7ヶ月にい入ってからの使用をおすすめします。
トリートメントで使用する場合は低濃度1%で使用しましょう。
マンダリンアロマ(精油)の禁忌・注意点その③:子供・高齢者への使用に注意
精油全般に言えることですが、小さな子供や赤ちゃんまたは高齢者に使用する場合は注意が必要です。
アロマテラピーは大人にとってリラックスや健康に役立つことがありますが高齢者や子供の体は皮膚や呼吸器が敏感であるため注意が必要です。
トリートメントなどで使う場合は濃度を1%にして慎重に使いましょう。
また精油は小さなお子さんの手の届かない場所で保存するのが安心です。
まとめ
★【マンダリンの主な心・精神面への効能・効果】
- 抗うつ作用
- 鎮静作用
★【マンダリンの主な身体への効能s効果】
- 抗けいれん作用
- 血流促進
- 抗菌作用
- 抗ウイルス作用
- 消化促進作用
他。
★【マンダリンの効果的な使い方】
- 妊娠振の予防には塗布トリートメント
- 寝付けない時には芳香浴
がおすすめです。
★【マンダリンの精油の禁忌や注意点】
- 高濃度で使用すると、皮膚刺激を起こす場合があるので1%がおすすめ。
- 妊娠中の方は医師の相談の上の使用が安心
- 子供・高齢者への使用は濃度1%で慎重に
アロマオイル(精油)ラベンダーの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
アロマオイル(精油)グレープフルーツの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
アロマオイル(精油)ネロリの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
精油(エッセンシャルオイル)とキャリアオイルの違いは?それぞれの特徴や使い方を比較
精油・エッセンシャルオイル・アロマオイルそれぞれの違いは?特徴・価格や使い方を比較
アロマオイル(精油)ネロリの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
ジュニパーアロマオイル(精油)の効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!
不眠に効果的なアロマオイル(精油)の種類やおすすめのブレンド方法を紹介!
最後まで読んでいただきありがとうございました。