アロマの意味・効果・効能

アロマオイル(精油)パチュリーの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!

Lily
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こんにちは!lily(リリー)です。「アロカツ」にご訪問ありがとうございます!

パチュリーの精油は、他のアロマに比べてやや個性的な香りを持ち、古代からお薬の代わりとして人々を支えてきました。

墨や土を連想させる香りが特徴的なため、好き嫌いが分かれやすい精油です。

そんなパチュリーの自然の力をチェックして、心や身体の健康管理に役立てていきましょう。

今回のアロカツでは、「パチュリー」の精油について

  • 精神面・身体に働きかける効果・効能をチェック!
  • パチュリーと相性がいい香りは?
  • パチュリーおすすめな使い方は?
  • パチュリーの禁忌や注意点は?

など、気になる部分について紹介していきますので、是非最後までチェックしてみてください。

アロマ(精油・エッセンシャルオイル)パチュリーの特徴と他のオイルとの相性・平均相場

それでは、さっそく「パチュリー」の特徴からチェックしていきましょう。

パチュリーの特徴

パチュリは、緑色の葉を付けて70cmほどに成長する多年生草本です。

下葉が黄色みを帯びた頃に収穫され、その後は香りが強く出ます。

原産国であるインドのカシミール地域では、古くから薬草・虫よけとして親しまれてきました。

他にも、香りを長く留める保留剤の働きから、衣服の香りづけに使用されています。

また、他の精油とブレンドすることで、香りにアクセントが付き、お気に入りの香りを長続きさせることができます。

【パチュリーのデータ】

学名 Pogostemon patchouli(ポゴステモン パチュリ)
科名 シソ科
抽出部位
抽出法 水蒸気蒸留法
主な産地 インド・ミャンマー・マレーシア他。
精油の色 褐色
香りのイメージ 墨や土を思わせる香り。スパイシーでやや甘め。
香りノート ベース
主な成分 パチュロール・α-ブルネセン・β-ブルネセン他。

パチュリーの香りと相性がいい精油(エッセンシャルオイル)

パチュリーとブレンドすると相性がいい精油を症状別・系統別で紹介します。

不安やうつ症状の緩和に

更年期やPMSの症状緩和に

血行不良やむくみの改善に

アンチエイジングのケアに

傷痕の修復ケアに

ふけや頭皮のケアに

虫よけに

柑橘系

ハーブ系

フローラル系

スパイス系

樹木系

オリエンタル系

樹脂系

パチュリーの精油の平均価格相場は10ml 1,500円~5,000円

精油の価格の違いは、メーカーやブランドの他、製法や抽出量・オーガニックであるかないかによって異なります。

パチュリーの抽出方法は、水蒸気蒸留法です。

水蒸気蒸留法は、精油に不純物(付着した細かなゴミなど)が入らずに抽出できますが、熱を加えるため劣化しやすい特性があります。

この劣化を防ぐためには、低温で蒸留する必要があるため、この工程でのコストがかかり精油の価格が高くなります。

また、農薬を使わずに栽培されたオーガニックの精油も同じく、手間をかけている分の費用やオーガニック認証取得費用がかかっているため、高価格に。

しかし、ネット通販を覗いてみると、良質なパチュリーが低価格で購入できます。

パチュリーは特殊で強めの香りのため、ブレンドする際に少量で使用する場合がほとんどです。

そのため、購入する際は「5ml」の精油を選んでも十分に持ちます。

こちらでは高品質かつ最安値の精油を紹介しています。

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また、精油を購入する際には、必ず「学名」や「抽出方法」・「原産国」などの精油データーをチェックしてみましょう。

精油データーがないものは偽物の可能性が高いので注意してください。

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パチュリーの主な作用・効果・効能をチェック!

パチュリーが精神面や身体に働きかける作用・効能・効果について紹介します。

主な作用

  • 強壮作用
  • 鎮静作用
  • 抗うつ作用
  • 催淫作用
  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 抗炎症作用
  • 免疫強壮作用
  • 健胃作用
  • 血行促進作用
  • 利尿作用
  • デトックス作用
  • 食欲抑制作用
  • 収れん作用
  • 防虫作用
  • 瘢痕形成作用

心・精神面への効能

パチュリの主成分である「パチュロール(パチュリーアルコール)」には、精神疲労や、興奮した神経を落ち着けてくれる鎮静作用を持っています。

無気力でふさぎ込んでしまったときや本来の自分のエネルギーを取り戻したいときに役立ちます。

また、土や大地・墨汁を連想させるような独特の香りは、 ストレスや気分の落ち込みで自分を大切に思うことが難しい時にも効果的。

余計な考えを頭から追い出して、自分をいたわることに意識を向けることができます。

ヨガの瞑想の際にも用いられる香りの一つなので、日常のリラックスタイムにもおすすめ。

身体への効能・効果

さらに「パチュロール(パチュリーアルコール)」には、抗菌・殺菌作用があります。一部では、インフルエンザウイルスにも効果的であるという報告も。

また、免疫機能を高めてくれる働きがあるため、体調を崩せない時期の感染症予防にも活用できます。

他にも、老廃物の排出を促進する作用や利尿作用があるので、産前・産後のむくみにも効果的。

また、女性の悩みの一つでもある「更年期の症状」や「PMS(月経前症候群)」の症状緩和にも役立てることができます。

お肌への効能として、パチュロールには皮膚細胞の再生を助ける働きがあります。

湿疹やニキビなどの肌トラブルの改善やアンチエイジングにも効果的。

他にも

  • 虫刺され跡
  • 傷口
  • ひび割れ
  • あかぎれ

のケアにも活用できます。

Lily流、おすすめレシピや使い方!禁忌・注意点もチェック

パチュリーの効果的な使い方や禁忌・注意点を紹介します。

感染症予防には芳香浴

効果的な方法としては、ディフューザーを利用して、お部屋に香りを拡散する方法がおすすめ。

もし、ディフューザーがない場合でも、バケツにお湯を入れ、精油を3~5滴落としておくのも効果的です。

【おすすめレシピ】

  • パチュリー1滴
  • ティートリー1滴
  • ベルガモット2滴

むくみ・冷え性には沐浴法(もくよくほう)

この記事での沐浴法とは、身体をアロマの力を使って清める方法であり、その中でも「足浴」がおすすめ。

冷えは万病のもとと言われているとおり、改善せずに放置すると

  • 筋肉の痛み
  • 不眠症状
  • 疲労
  • 生活習慣病

などの身体の様々なところに不調を起こす原因となります。

また、免疫力低下させ感染症にもかかりやすくなる場合も…。

健康でいるためには、普段から身体を温めることを心がけましょう。

【おすすめレシピ&準備するもの】

  • パチュリー1滴
  • サイプレス1滴
  • スイートアーモンドオイルor乳化剤を5ml
  • 両足が入るなるべく大きなバケツ
  • お湯

【簡単な足浴の方法】

  1. 両足が入るなるべく大きなバケツ(洗面器もOK)を準備
  2. バケツにお湯を入れる。(くるぶしが隠れる程度~ふくらはぎの真ん中くらいが効果的。)冬場は約40℃~42℃(夏は38℃~40℃)
  3. 5mlのキャリアオイルor乳化剤にアロマオイル(精油)を2~3滴を混ぜる
  4. 出来上がったら、お湯に入れてよく混ぜる
  5. 約10分~15分の間、椅子に座りながらリラックスして足浴する

★point:膝の上からバスタオルや膝掛けをかけると、お湯が冷めにくいのでおすすめ。

湿疹・傷痕のケアには塗布トリートメント

精油(エッセンシャルオイル)をキャリアオイル(植物油)で希釈してブレンドオイルを作り、精油成分を修復したい部位に塗りましょう。

【おすすめレシピ&準備するもの】
(精油濃度2%の場合)

  • パチュリ1滴
  • スパイクラベンダー2滴
  • ヘリクリサム2滴
  • カレンデュラオイル(ベースオイル)10ml
  • ビーカー(ない場合は計量カップ)
  • 容器1
  • 遮光瓶10ml(少量の使用のみで保存する場合)

【ブレンドオイルの作り方】

  1. 容器にキャリアオイルを計り入れ、各精油を落とす
  2. マドラー(ない場合は割りばしなど)で混ぜる

☆オイルを気になる部分に塗布する。

虫刺されやなかなか治らない傷には部分塗布し、かゆみや湿疹部位には、ボディーローションを付ける要領で全体的に優しくオイルをなじませる。

パチュリーの禁忌や注意点をチェック!

Lily
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★妊娠初期の使用は禁止

★パチュリは特に少量でも独特な香りが濃厚に香るアロマの為、少量で使用しましょう。

まとめ

【パチュリーの心・精神面への主な効能・効果】

  • 強壮作用
  • 鎮静作用
  • 抗うつ作用
  • 催淫作用

【パチュリーの身体への主な効能・効果】

  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 抗炎症作用
  • 免疫強壮作用
  • 利尿作用

他。

★【パチュリーの効果的な使い方】

  • 感染症予防に芳香浴
  • 冷え性やむくみに沐浴法(もくよくほう)
  • 湿疹や傷跡のケアには塗布トリートメント

★【パチュリーの精油の禁忌や注意点】

  • 妊娠初期の使用は禁止
  • 香りが強いため、少量で使用する

最後までお読みいただき
ありがとうございました。