アロマオイル(精油)パルマローザの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も！

今回のアロカツでは、「パルマローザ」の精油について

• 精神面・身体に働きかける効果・効能をチェック！
• パルマローザと相性がいい香りは？
• おすすめな使い方は？
• パルマローザの禁忌や注意点は？

など、気になる部分について紹介していきますので、是非最後までチェックしてみてください。

アロマ(精油・エッセンシャルオイル)パルマローザの特徴と他のオイルとの相性・平均相場

それでは、さっそく「パルマローザ」の特徴からチェックしていきましょう。

パルマローザの特徴

パルマローザは、インドやネパールの熱帯地域に生息する草丈1m～3mほどのイネ科の多年草です。

イネ科の植物には、レモングラスやシトロネラのように柑橘系の香りを持つ植物が多くあります。

パルマローザの場合は、同じイネ科でも「ゲラ二オール」という香りの成分を持っているためフローラルで優しい甘さの香りが特徴的。

ゼラニウムの香りに似ているため、別名「インディアンゼラニウム」とも呼ばれています。

インドでは、古代から伝染病の予防や、食糧庫の防虫剤に使われていました。

【パルマローザのデータ】

学名	Cymbpogon martini(キンボポゴン マルティニ )
科名	イネ科
抽出部位	葉
抽出法	水蒸気蒸留法
主な産地	インド・ネパール・マダガスカル他。
精油の色	薄い黄色
香りのイメージ	ローズに似たフローラルな香り
香りノート	トップ～ミドル
主な成分	ゲラニオール・リナロール・酢酸ゲナ二ル他。

パルマローザの香りと相性がいい精油(エッセンシャルオイル)

パルマローザとブレンドすると相性がいい精油を症状別・系統別で紹介します。

うつ症状・不安症状に

• ゼラニウム
• ローズウッド
• マジョラム
• ネロリ
• スイートオレンジ

不眠症状が続くときに

• カモミール・ローマン
• ラベンダー
• サンダルウッド
• ジャスミン
• プチグレン
• ミルラ

細菌感染症の予防に

• ティートリー
• ニアウリ
• サンダルウッド
• ラベンダー
• ローズマリー

水虫の殺菌に

• ティートリー
• ラベンダー
• ラベンサラ
• レモングラス
• ゼラニウム
• クローブ
• ローズウッド

お肌のスキンケアに

• ネロリ
• ローズ
• カモミール・ローマン
• ゼラニウム
• ジャスミン
• フランキンセンス

柑橘系

• オレンジスイート
• ベルガモット
• レモン
• シトロネラ
• レモングラス
• ライム
• プチグレン

ハーブ系

• ローズマリー
• マジョラム
• クラリセージ

フローラル系

• ネロリ
• ローズ
• カモミール・ローマン
• ゼラニウム
• ジャスミン

樹木系

• ティートリー
• ローズウッド
• ニアウリ
• ラベンサラ

オリエンタル系

• サンダルウッド
• パチュリー
• イランイラン

樹脂系

• フランキンセンス
• ミルラ

スパイス系

• クローブ
• コリアンダー
• ジンジャー
• ブラックペッパー

パルマローザの精油の平均価格相場は10ml 2,000円～3,500円

精油の価格の違いは、メーカーやブランドの他、製法や抽出量・オーガニックであるかないかによって異なります。

パルマローザの抽出方法は、水蒸気蒸留法です。

水蒸気蒸留法は、精油に不純物(付着した細かなゴミなど)が入らずに抽出できますが、熱を加えるため劣化しやすい特性があります。

この劣化を防ぐためには、低温で蒸留する必要があり、この工程でのコストがかかるため、精油の価格が高くなります。

また、農薬を使わずに栽培されたオーガニックの精油も同じく、手間をかけている分の費用やオーガニック認証取得費用がかかるため、高価格に。

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また、精油を購入する際には、必ず「学名」や「抽出方法」・「原産国」などの精油データーをチェックしてみましょう。

精油データーがないものは偽物の可能性が高いので注意してください。

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パルマローザの主な作用・効果・効能をチェック！

パルマローザが精神面や身体に働きかける作用・効能・効果について紹介します。

主な作用

• 鎮静作用
• 神経強壮作用
• 抗うつ作用
• 抗菌作用
• 抗感染作用
• 抗炎症作用
• 鎮痛作用
• 解熱作用
• 免疫強化作用
• 子宮強壮作用
• 子宮収縮作用
• 収れん作用
• 皮膚細胞活性作用

心・精神面への効能

パルマローザの主成分である「ゲラニオール」は、うつ状態で不安定な気持ちを落ち着かせる働きがあります。

ローズに似た香りを嗅ぐことで、崩れてしまった心のバランスを整えて助けます。

なかなかおさまらないイライラや興奮状態のときにも、冷静さを取り戻しリラックス作用をもたらします。

さらに、気分を高めてくれる作用もあるので、気分転換をして次のステップへ進みたいときにも効果的。

身体への効能・効果

パルマローザには、解熱作用があるため、風邪などによる発熱時に利用できます。

また、免疫を高める作用があるため、病中病後の体力の回復時にトリートメントで身体を癒す使い方もおすすめ。

他にも「ゲラニオール」には、抗菌作用や抗真菌作用にも優れているため、細菌感染の予防に役立てることもできます。

パルマローザの抗菌作用は、特に水虫の消毒に優れています。靴の中が蒸れやすくなって、水虫が気になる季節には足浴をすると効果的。

お肌への働きかけとしては、収れん作用や皮膚細胞の回復作用があるため、皮膚の弾力を呼び覚ます働きや老化肌の再生を助けます。

オイリー肌の人には、皮脂のバランスを調節してくれる作用があり、乾燥肌の人には潤いを与えてくれる作用があります。

他にも抗炎症作用により

• ニキビ
• 皮膚炎
• じんましん
• かゆみ
• ひびわれ

などの様々なお肌のトラブルにも効果的。

また、頭皮のフケや皮脂が気になる場合は、シャンプーに数滴混ぜてスカルプケアをするのがおすすめです。

Lily流、おすすめレシピや使い方！禁忌・注意点もチェック

パルマローザの効果的な使い方や禁忌・注意点を紹介します。

アンチエイジングのスキンケアに美容オイル

天然の新鮮な美容オイルでお肌の細胞を活性化させ、美肌を保ちましょう。

うつ・不安感・不眠には芳香浴

不眠症状が続く場合は、就寝前からディフューザーを利用して、お部屋全体に香りを拡散しましょう。

もし、ディフューザーがない場合は、コットンに精油を3滴ほど落として枕元に置いておく安眠法が効果的です。

水虫の消毒には沐浴法(もくよくほう)

この記事での沐浴法とは、身体をアロマの力を使って清める方法であり、水虫には「足浴」が効果的。

パルマローザの禁忌や注意点をチェック！

まとめ

最後までお読みいただき
ありがとうございました。