アロマの意味・効果・効能

アロマオイル(精油)グレープフルーツの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!

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lily(リリー)です。

Lily
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「アロカツ」にご訪問ありがとうございます!

幸福感を与えてくれる香りを持つ「グレープフルーツ」の精油の特徴や心や身体に働きかける効果・効能を知って、グレープフルーツの持つ自然治癒力や魅力についてチェックしていきましょう。

今回のアロカツでは、アロマオイル(精油)グレープフルーツの

  • 特徴や精神面・身体に働きかける効果・効能
  • おすすめな使い方
  • グレープフルーツの禁忌や注意点

について紹介していきます。

Contents

グレープフルーツのアロマ(精油・エッセンシャルオイル)の特徴と他のオイルとの相性・平均価格相場

それでは、さっそく「グレープフルーツ」精油の特徴についてチェックしていきましょう。

グレープフルーツ精油の特徴

グレープフルーツは1750年代に、西インドのバルバトスで発見されたブンタンとオレンジが自然交配した果実です。

果実名の由来は、ぶとう(グレープ)と同じような実のなり方をしているということから、「グレープフルーツ」と呼ばれるようになりました。

発見当初は「楽園のフルーツ」と呼ばれていたため、学名の「paradisi」はバラダイスから付けられました。

グレープフルーツ果実の説明

【グレープフルーツ精油のデータ】

学名 Citrus paradisi
(キトゥラス パラディシ)
科名 ミカン科
抽出部位 果実の皮
抽出法 水蒸気蒸留法・冷圧搾法
主な産地 アメリカ・アルゼンチン・イスラエル・ブラジルなど。
精油の色 薄めの黄色
香りのイメージ グレープフルーツそのままの甘酸っぱく、みずみずしいフレッシュな香り。
香りノート トップ
主な成分 リモネン・β-ミルセン・α-ピネン・サピネン・ネラール他。

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)と相性がいい香りの組み合わせ

シトラス系

フローラル系

ハーブ系

ウッディー系

樹脂系

スパイス系

ここに記載したのは一部の精油ですが、グレープフルーツの精油は他の柑橘植物ほか、ほぼすべての系統とブレンドの相性はバッチリです。

Lily
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元気や明るさを取り戻したい場合は、グレープフルーツと同じ「リモネン」の成分が多く含まれている「スイートオレンジ」、脂肪を燃焼させたいならデトックス作用がある「ジュニパーべリー」や「ゼラニウム」がおすすめです。

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の平均価格相場は10ml 1,600円~

グレープフルーツの精油の平均価格相場は、「10ml 1,600円~2,700円前後」です。精油の中では比較的安いです。

精油の価格はブランド・生産量・オーガニックなどで変わってきます。

特に店舗を持たないアロマオンラインショップでは少量からセット販売など安価で購入することが可能です。

参考商品はこちら

 

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グレープフルーツの精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の主な作用・効果・効能をチェック!

精神面や身体に働きかける「グレープフルーツ精油」の効能・効果・作用について紹介します。

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の主な作用・有用性

  • 抗うつ
  • 気持ちの高揚
  • 神経強壮
  • 健胃
  • 加温
  • 抗菌
  • 抗ウイルス
  • 利尿作用
  • 血圧降下
  • 脂肪溶解
  • うっ滞除去
  • 免疫向上
  • 風邪予防
  • 殺菌

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の心・精神面への効能・効果

  • うつ
  • 不安
  • 落ちこみ
  • 自信喪失
  • イライラ
  • 過食

主成分「リモネン」には、リラックス作用のほか、食欲を高める作用や脂肪を燃焼する作用があります。

気持ちが沈み、自分の思い通りにいかなくなったとき、自らストレスをため込みやすい傾向にある人は目を閉じ香りを深くゆっくり感じることでため込んだストレスのガス抜きできるでしょう。

また不安や落ち込み・自分の行動に自信がない人は、香りを感じて休息をおこなうことで重苦しい気を一掃し、前向きな気持ちを取り戻す助けになります。

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の身体への効能・効果

  • ダイエット
  • セリュライト
  • 筋肉のコリ
  • 食欲増進
  • むくみ
  • つわり
  • 二日酔い
  • 消化不良
  • 肝臓強化
  • 腎臓強化
  • 動脈硬化予防
  • 冷え性
  • ニキビ
  • 吹き出物
  • デオドラント

血液やリンパの流れを促し、身体の余分な水分や老廃物を排出するため、むくみを解消し「セリュライト」の減少が期待できます。

消化を促し、肝臓や腎臓を強壮する作用があるので「二日酔い」の回復にも使えます。他にも、妊娠中の悩みである「つわり軽減」にも有用性があります。

また、デオドラント作用があり、汗をかきやすいスポーツ後の体臭対策にも使える精油です。

Lily流、グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)のおすすめな使い方

グレープフルーツ精油(アロマ)の効果的な使い方をチェックしていきましょう。

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)のおすすめな使い方①:芳香療法でリラックス・リフレッシュ

Lily
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不安や落ちこみで精神的に辛いときには、気持ちをリラックスさせる芳香療法」がおすすめです。ディフューザーを使用したり、コットンに3滴~5滴の精油を落とし、芳香浴で気持ちの回復をしましょう。

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)のおすすめな使い方②:ダイエット目的・二日酔いにはアロマバスソルトでデトックス

Lily
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二日酔いでだるさが抜けない翌日は、アロマバスソルトを入れた湯せんに浸かり、体の毒素を出してリセットしましょう。できれば、翌日の朝に入るのが効果的です!

38℃~39℃のぬるま湯に10分入るのがおすすめ!半身浴でダイエット効果も期待できます。

必要な材料(1回分)

  • ジュニパーの精油3滴
  • グレープフルーツの精油3滴
  • キャリアオイル(植物油)10ml
  • 天然塩30g(天然重曹でもOK)

作り方:精油とキャリアオイルをブレンドしてから、最後に天然塩を混ぜ合わせ、湯せんに浸かる直前に入れよくかき混ぜましょう。

お肌が弱い方は、塩をやめて「バスベース(乳化剤)」を利用するアロマバスがおすすめです。アロマバスオイルの作り方や参考レシピについては、こちらの記事で説明しています。

アロマオイルをお風呂に入れてヒリヒリする原因や対処法は?正しい使い方や分量も紹介!

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)のおすすめな使い方③:アロマトリートメントでむくみを解消

アロマオイル(精油)をキャリアオイル(植物油)で濃度を薄めてブレンドオイルを作り、トリートメントで成分を皮膚に浸透させる方法になります。

★準備するもの(手・足の部分マッサージ・精油濃度1%の場合)

  • キャリアオイル(植物油)10ml
  • ビーカー(計量カップでも代用可能)
  • グレープフルーツの精油1滴
  • ゼラニウムの精油1滴

他の香りをブレンドする場合はどのオイルも各1滴ずつ。

【ブレンドオイルの作り方】

ビーカーに10mlのキャリアオイルと精油(エッセンシャルオイル)を2滴(濃度1%)入れてマドラーなど(割りばし可)で混ぜ合わせればできあがりです。

キャリアオイル(植物性オイル)10mlに対しての精油滴数と濃度は以下の通りです。はじめて使う場合は「濃度1%」をおすすめします。 

キャリアオイル 精油滴数(1滴0.05ml) 濃度%
10ml 2滴 1%
10ml 3滴 1.5%
10ml 4滴 2%

グレープフルーツ精油(アロマ・エッセンシャルオイル)や禁忌・注意点もチェック!

グレープフルーツ精油には、多くの健康や美容へのメリットがある一方でいくつかの禁忌や注意点があります。

使う前に以下の禁忌内容を読んで理解しておくことで、グレープフルーツ精油を安全に使うことができます。

グレープフルーツアロマ(精油)の禁忌・注意点その①: 光感作(光毒性)

グレープフルーツ精油には「フロクマリン」という成分が含まれており、これは光毒性(ひかりどくせい)を引き起こす可能性があります。

別名・光感作(こうかんさ)とも言われています。

光毒性(ひかりどくせい)はある物質が肌に存在している状態で紫外線(特に日光に反応)にさらされると肌にダメージを引き起こす現象のことです。

グレープフルーツ精油を塗った後に直射日光に当たると、精油に含まれる成分(フロクマリン)が太陽の光に反応し、シミや発疹、やけどのような皮膚のトラブルを引き起こすリスクがあります。

この現象は肌が「太陽に過敏になっている」状態なので通常の日焼けよりも早くそして強く影響を受けてしまうのです。

よって、グレープフルーツ精油を肌に使う入浴剤・トリートメントでは光毒性(ひかりどくせい)に注意する必要があります。

光毒性と日焼けの違い

  • 日焼け⇒長時間紫外線に当たることで皮膚が赤くなる通常の反応。
  • 光毒性⇒特定の物質が紫外線と反応することで少しの紫外線でも強い反応(炎症やシミなど)が起こる。

光毒性を防ぐために

  • グレープフルーツ精油を肌に塗った後は、少なくとも12〜24時間は直射日光を避ける
  • 精油を使うときは、夜間や日中でも衣服でカバーできる部分に使用する
  • UVカット効果の高い日焼け止めを併用するとさらに安全

光毒性が気にならない柑橘系をお探しの方はマンダリンがおすすめです。

グレープフルーツアロマ(精油)の禁忌・注意点その②:皮膚刺激

グレープフルーツ精油は、直接肌に塗布する際に刺激を感じることがあります。特に敏感肌やアレルギーを持つ人にとっては注意が必要です。

対策:必ずキャリアオイル(ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど)で薄めてから肌に使用しましょう。

通常、精油1滴に対してキャリアオイル5mlほどで希釈するのが安全とされています。

使用前に不安がある場合は安全のため使用前に腕の内側などでパッチテストを行い異常がないか確認することをおすすめします。

★パッチテストのやり方

  1. キャリアオイル(ホホバなどの植物性オイル)で希釈したアロマオイル(精油)を綿棒やコットンで腕や脚の内側にしっかり塗布
  2. 塗布した部分が濡れないように「防水絆創膏などで保護」し最低24時間以上~48時間ほど放置する。
  3. 絆創膏をはがし皮膚刺激があるか皮膚の色の変化をチェックして反応があれば使用を控える

特に皮膚が弱い人やアレルギー体質の人は必ずチェックするようにしましょう。

パッチテストでしっかり反応を確認したい方は使用の48時間前からがおすすめです。

グレープフルーツアロマ(精油)の禁忌・注意点その③:妊娠中の使用

妊娠中はホルモンバランスが変わり、精油に対して敏感になることがあります。

グレープフルーツ精油は一般的には妊娠中に比較的安全とされていますが、念のために医師に相談してから使用する方が安心です。

妊娠初期には特に注意が必要です。使用する場合は低濃度で使用し念のため長時間の使用は避けましょう。

グレープフルーツアロマ(精油)の禁忌・注意点その④:飲み薬との相互作用

グレープフルーツには、特定の薬の効果を強めたり逆に弱めたりする成分が含まれています。

グレープフルーツジュースはよく知られていますが、精油も同様の作用を持つ可能性があります。

もし薬を服用している場合、特に血圧を下げる薬や降圧剤、コレステロールを下げる薬を使用している場合はグレープフルーツ精油の使用について医師に確認しましょう。

グレープフルーツアロマ(精油)の禁忌・注意点その⑤:子供・高齢者への使用に注意

精油全般に言えることですが、小さな子供や赤ちゃんまたは高齢者に使用する場合は注意が必要です。

アロマテラピーは大人にとってリラックスや健康に役立つことがありますが高齢者や子供の体は皮膚や呼吸器が敏感であるため注意が必要です。

トリートメントなどで使う場合は濃度を1%にして慎重に使いましょう。

また精油は小さなお子さんの手の届かない場所で保存するのが安心です。

今日の「アロカツ」まとめ

今回の記事では、「アロママオイル(精油)グレープフルーツの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!」でした。

【グレープフルーツ精油(アロマ)の心・精神面への効能・効果】

どんよりした気持ちを一掃し、幸福感を与え前向きな気持ちを取り戻す。

【グレープフルーツ精油(アロマ)の身体への効能・効果】

血液やリンパの流れを促し、身体の余分な水分や老廃物を排出。むくみ・脂肪燃焼作用、「二日酔い」の回復にも。

【グレープフルーツ精油(アロマ)の価格相場】

10ml 1600円~2,700円

店舗を持たないオンラインショップは安価でおすすめ。
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★【グレープフルーツ精油(アロマ)の効果的な使い方】

  • 芳香療法でリラックス
  • 脂肪燃焼・二日酔いには、アロマバスソルト
  • アロマトリートメントでむくみ解消

がおすすめです。

★【フレープフルーツ精油の禁忌や注意点】

  • 光毒性を防ぐためにグレープフルーツ精油を肌に塗った後は、少なくとも12〜24時間は直射日光を避ける
  • 肌が弱い方やアレルギーの方は柑橘系を控えるか皮膚刺激を避けるために使用前のパッチテストがおすすめ
  • 妊娠中の使用は医師に相談
  • 高血圧・コレステロールの薬を飲んでいる人の使用は医師に確認
  • 子供・高齢者への使用は慎重にし体に使う場合は濃度1%にとどめる

グレープフルーツの精油を安全に使用するために気を付けましょう。

こちらの効果・効能の記事もおすすめです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。