アロマの意味・効果・効能

ジュニパーアロマオイル(精油)の効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!

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Lily
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こんにちは!
lily(リリー)です。

アロカツをご覧いただきありがとうございます。

オーラまで浄化してしまうという不思議な力を持つ「ジュニパー」

しかし、ジュニパーの力は浄化だけではなく私たちの心や身体の様々なトラブルに働きかける作用があるんです。

今回のアロカツでは

  • ジュニパー精油の精神面・身体に働きかける効果・効能
  • ジュニパー精油と相性がいい組み合わせの香り
  • ジュニパー精油のおすすめな使い方
  • ジュニパー精油の禁忌や注意点

などについて紹介していきます。

Contents

ジュニパー(ジュニパーベリー)のアロマ(精油・エッセンシャルオイル)の特徴と他のオイルとの相性・平均価格相場

それでは、さっそくジュニパー精油の特徴について、チェックしていきましょう。

ジュニパーの木

ジュニパー精油の特徴

ジュニパーは樹木高3m~10mlほどの常緑木。

精油は果実と葉から抽出され、原料が実だけのものは「ジュニパーベリー」と呼ばれます。

まるで森林浴をしているように感じさせるさわやかな香りはお酒「ジン」の香りづけに使用されています。

古代では、伝染病の治療に使われ、多くの人々を守り続けていました。

「ジュニパー」は強力な浄化作用を持っていると言われており人のエネルギーに働きかけます。

心も身体も一掃して新たなエネルギーを蓄えたい時におすすめの精油です。

【ジュニパー精油のデータ】

学名 Juniperus communis
(ユニペルス コンムニス )
科名 ヒノキ科
抽出部位 実と葉
抽出法 水蒸気蒸留法
主な産地 ヒマラヤ・フランス・イタリア・ハンガリーなど。
精油の色 濃いめの黄色
香りのイメージ すがすがしい森林・木の香り
香りノート トップ
主な成分 モノテルペン炭化水素類:α-ピネン・β-ピネン・サビネン・リモネン他。

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)と相性がいい組み合わせ

ジュニパーの精油とブレンドすると相性がいい精油を症状別・系統別で紹介します。

精神的安定・心の浄化に

むくみや冷え性緩和に

スポーツの後の筋肉疲労に

ニキビ・吹き出物に

柑橘系

ハーブ系

フローラル系

樹木系

樹脂系

フランキンセンス

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の平均価格相場は10ml 3,000円~6,000円

ジュニパーの精油の平均相場は「10ml 3,000円~6,000円」とやや高価格。

精油の価格は、メーカーやブランドの他、製法や抽出量・オーガニックであるかないかによって異なります。

ジュニパーの抽出法は水蒸気蒸留法。

水蒸気蒸留法は精油に不純物(付着した細かなゴミなど)が入らずに抽出できますが、熱を加えるため劣化しやすい特性があります。

この劣化を防ぐためには、低温で蒸留する必要があるため、この工程でのコストがかかり精油の価格が高くなる傾向があります。

また、農薬を使わずに栽培されたオーガニックの精油でも同じく手間をかけている分の費用やオーガニック認証取得費用がかかりより高価格に。

ジュニパーには、【果実】から採れた「ジュニパーベリー」と【果実・葉】から採れた「ジュニパー」があり、【果実のみ】から採れたジュニパーベリーの精油の方が高価格です。

ジュニパーベリーは香りが強く、少量でも十分に香るため購入の際は低価格の5mlタイプをおすすめします。

参考品はこちら

 

また、精油を購入する際には、必ず「学名」や「抽出方法」・「原産国」などの精油データーをチェックしてみましょう。

精油データーがないものは偽物の可能性が高いので注意してください。

アロマグッズを低価格で購入できるおすすめの通販サイトはこちらでもチェックできます!

アロマオイル・グッズをネット通販で購入する場合のおすすめサイトまとめ!

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の主な作用・効果・効能をチェック!

ジュニパーの精油が精神面や身体に働きかける作用・効能・効果について紹介します。

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)主な作用や有用性

  • 鎮静作用
  • 自律神経調整作用
  • 神経強壮作用
  • 鎮痛作用
  • 抗炎症作用
  • 抗感染症作用
  • 抗カタル作用
  • 殺菌作用
  • 収れん作用
  • うっ滞除去作用
  • 抗ウイルス作用
  • 抗菌作用
  • 抗けいれん作用
  • 血行促進作用
  • 利尿作用
  • 通経作用

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の心・精神面への作用

ジュニパーの成分「α-ピネン」や「リモネン」には気持ちをリラックスさせる作用があるため、

  • ストレス
  • 精神疲労
  • 経過敏
  • 不安
  • 自律神経の不調
  • 高揚・興奮
  • 緊張
  • 倦怠感

などの不調やストレスでイライラする心に刺激を与え、ポジティブなエネルギーを補給、新たな活力を与えます。

気持ちの切り替えがうまくいかない時にはジュニパーでこころの浄化をしましょう。

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の身体への作用

ジュニパー精油の主な成分「α-ピネン」には、高い「利尿作用」や「血行促進作用」があるので、

  • むくみ
  • 冷え性
  • デトックス(解毒)
  • ダイエット
  • うっ滞除去

など体を温めながら余分な老廃物を体外の出す働きがあります。

また、成分の「β-ピネン」には筋肉の痛みへの働く「鎮痛作用」や「抗炎症作用」があるので、

  • 痛風
  • 筋肉痛
  • 神経痛
  • 腰痛
  • リウマチの痛み
  • 生理痛
  • 膀胱炎

など痛みの緩和にも役立ちます。

お肌への働きかけとしては「殺菌・抗菌作用」があるので、脂性肌を洗浄し、ニキビや吹き出物の症状の軽減にも有用性があります。

Lily流、ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)のおすすめレシピや使い方

それでは、ジュニパーの精油の効果的な使い方について紹介していきます。

ジュニパー精油(アロマ)のおすすめな使い方その①:ストレス疲労には芳香療法でリラックス

ストレスなどで疲れた心を安定させるには、芳香療法がおすすめです。ディフューザーやアロマポットを利用しお部屋に香りを拡散させましょう。

ジュニパーの香りは「森林浴」をしているような気分になれるので、香りが合う人ならスッキリとした癒しを感じられます。

ディフューザーの参考品はこちら

 

ディフューザーやアロマポットがなくても、コットンに3滴~5滴垂らしておいておくだけで十分香りの拡散ができます。

【おすすめレシピ】

  • ジュニパー2滴
  • ラベンダー2滴
  • オレンジスイート2滴

ジュニパー精油(アロマ)のおすすめな使い方その②:精神疲労や肉体疲労の緩和にはアロマバス

心身共に癒されたいならアロマバスがおすすめ。

アロマ(精油)でバスオイルを作り、38℃~40℃の湯せんに入れゆっくり浸かりましょう。

目を閉じ香りを感じながら、ゆっくりと深呼吸してリラックスしてください。

【ジュニパー精油のおすすめレシピ&準備するもの】
(バスタイム2~3回分)

  • プチグレン10滴
  • ジュニパー5滴
  • マジョラム3滴
  • キャリアオイル5ml
  • アロマバスベース(乳化剤)6ml
  • スポイト式の遮光瓶ボトル20ml
  • ビーカー又は計量カップ

【アロマバスの作り方】

  1. ビーカー又は計量カップにバスベース(乳化剤)の分量を計りながら入れる
  2. ①と同じく、キャリアオイルを入れる
  3. 最後に精油を落としよく混ぜる
  4. ボトルに流し込み蓋を閉めてよく振り混ぜる

出来上がったバスオイルは、湯せんに入る直前に入れるのが効果的です。

症状が辛い場合はバスタイム2回分、リラックス目的なら3回分に分けて使うのがおすすめ。

 キャリアオイル(精油を希釈するベース)の参考品はこちら

 

バスオイルの作り方については、こちらの記事でも紹介しています。

アロマオイルをお風呂に入れてヒリヒリする原因や対処法は?正しい使い方や分量も紹介!

ジュニパー精油(アロマ)のおすすめな使い方その③:筋肉の痛みや生理痛には塗布トリートメント

アロマオイル(精油)をキャリアオイル(ベースの植物油)で濃度を薄めてブレンドオイルを作り塗布で成分を皮膚に浸透させる方法になります。

アロマトリートメントは、プロの方に施術してもらうのが一番ですがオイルを塗布するトリートメント法なら一人でも簡単にでき痛みの緩和に活用できます。

【おすすめレシピ&準備するもの】
(精油濃度2%の場合)

  • ジュニパー1滴
  • マジョラム1滴
  • プチグレン2滴
  • ホホバオイル10ml
  • ビーカー(計量カップでもOK!)
  • マドラー(割りばしでもOK!)

★むくみ解消には

  • ジュニパー1滴
  • グレープフルーツ1滴
  • サイプレス1滴

のレシピもおすすめ。

【ブレンドオイルの作り方】

  1. ビーカーにホホバオイルを入れる
  2. 各精油を落とす
  3. マドラー(ない場合は割りばしなど)で混ぜる

出来たオイルを手のひらに少量取り、一度温めてから痛みの気になる部分に塗布し、優しく円を描くようにゆっくり擦り込みましょう。

キャリアオイル(植物性オイル)10mlに対しての精油滴数と濃度は以下の通りです。はじめて使う場合は「濃度1%」をおすすめします。

キャリアオイル 精油滴数(1滴0.05ml) 濃度%
10ml 2滴 1%
10ml 3滴 1.5%
10ml 4滴 2%

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の禁忌や注意点をチェック!

ジュニパーの精油には多くの禁忌や注意点がありますが以下の点に気を付けて適切な使用を心がけることで安全に使用できます。

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の禁忌や注意点その①:妊娠中の使用は禁止

ジュニパーの精油は妊娠中の女性には禁忌とされています。

理由はジュニパーの精油には「通経作用」と言われる子宮収縮を促す作用があると考えられており特に妊娠初期には流産のリスクを高める可能性があるため使用は避けるべきと言われています。

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の禁忌や注意点その②:皮膚刺激に注意

ジュニパーの精油をトリートメントで体に使う場合、アレルギー体質や敏感肌の人は皮膚刺激を引き起こすことがあります。

よって使用する前に心配な場合は必ずパッチテストを行うことをおすすめします。

さらに体に使用する際はキャリアオイル(精油を希釈するオイル )で濃度を1%に希釈して使うと安心感があります。

★パッチテストのやり方

  1. キャリアオイル(ホホバなどの植物性オイル)で希釈したアロマオイル(精油)を綿棒やコットンで腕や脚の内側にしっかり塗布
  2. 塗布した部分が濡れないように「防水絆創膏などで保護」し最低24時間以上~48時間ほど放置する。
  3. 絆創膏をはがし皮膚刺激があるか皮膚の色の変化をチェックして反応があれば使用を控える

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の禁忌や注意点その③:腎臓疾患の持病の人は使用禁止

ジュニパーの精油には利尿作用がある為、腎臓に負担をかける場合があります。

もしお体に腎臓疾患がある場合、精油の使用が症状を悪化させる可能性があるため使用を控える方が安心です。

しかし、どうしても使いたい場合は必ず専門医に相談することをおすすめします。

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の禁忌や注意点その④:アルコール依存など解毒プログラム中の人は注意

ジュニパーの精油はアルコール依存症の治療中や解毒プログラムをおこなっている人の場合使用は慎重に行う必要があります。

精油の有用性によって極度なデトックス作用が促され体に負担を与えることがあります。

念のため使用する場合はかかりつけの専門医と相談することがおすすめです。

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の禁忌や注意点その⑤:3歳未満の子供への使用は禁止

ジュニパーの精油は精油の濃度や作用が強すぎるので3歳未満の子供への使用は控えましょう。

3歳以上であっても子供皮膚は弱いのでできるだけ体に使うことは控え、芳香浴にとどめておいた方が安心です。

ジュニパー精油(アロマ・エッセンシャルオイル)の禁忌や注意点その⑥:処方箋との併用に注意

利尿薬や血圧に関連する処方箋薬を服用している場合の使用は避けるべきです。

ジュニパーの精油成分が薬の効果を増幅させたり逆に効果を阻害する可能性があります。

よって、どうしても使いたい場合はかかりつけの専門医に相談し判断を決めることが安心です。

まとめ

【ジュニパー精油(アロマ)の心・精神面への主な効能・効果】

  • 鎮静作用
  • 自律神経調整作用
  • 神経強壮作用

【ジュニパー精油(アロマ)の身体への主な効能・効果】

  •  殺菌作用
  • 抗炎症作用
  • うっ滞除去作用
  • 鎮痛作用

★【ジュニパー精油(アロマ)の効果的な使い方】

  • ストレス疲労には芳香浴でリラックス
  • 精神疲労や肉体疲労にアロマバス
  • 筋肉痛や生理痛に塗布トリートメント

がおすすめです。

★【ジュニパー精油(アロマ)の禁忌や注意点】

  • 妊娠中の方は通経作用の影響を受けやすいので使用を禁止
  • 腎臓疾患持ちの方は使用禁止
  • 皮膚が弱い方は注意が必要。
  • アルコール依存など解毒プログラム中の人の使用に注意
  • 3歳未満への使用は禁止
  • 処方箋との併用に注意

最後までお読みいただき
ありがとうございました。