アロマの意味・効果・効能

アロマオイル(精油)ブラックペッパーの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!

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Lily
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こんにちは!lily(リリー)です。
「アロカツ」をご覧いただきありがとうございます。

ブラックペッパーは、「黒コショウ」のことで、現代ではお肉の風味を良くするスパイスとして、家庭や飲食店で使われています。

ちょっぴり刺激があり、温かみのある香りは、特に男性に好まれます。

ただの黒コショウと思われがちですが、ブラックペッパーの精油には様々な効能があり、とっても優秀なんですよ。

ブラックペッパーが持つ力をチェックして、毎日の健康管理に活用していきましょう。

今回のアロカツでは、「ブラックペッパー」の精油について

  • 精神面・身体に働きかける効果・効能をチェック!
  • ブラックペッパーと相性がいい香りは?おすすめな使い方は?
  • ブラックペッパーの禁忌や注意点は?

など、気になる部分について紹介していきますので、是非最後までチェックしてみてください。

アロマ(精油・エッセンシャルオイル)ブラックペッパーの特徴と他のオイルとの相性・平均相場

それでは、さっそく「ブラックペッパー」の特徴からチェックしていきましょう。

ブラックペッパーの特徴

インドやスリランカなどの熱帯地方に生息している、つる性の多年草です。

3m~5mほどまで成長し、茎に20個~30個ほどの丸い果実が実ります。

中世ヨーロッパでは、お金と同じ価値として扱われ、金とペッパーを物々交換する取引が行われていたということも。

またインドでは、4000年以上前から泌尿器系のトラブルの治療に使われ、たくさんの人々を助けてきました。

【ブラックペッパーのデータ】

学名 Piper nigrum(ピペル 二グルム)
科名 コショウ科
抽出部位 果実
抽出法 水蒸気蒸留法
主な産地 インド・シンガポール・マレーシア・スリランカ他。
精油の色 無色
香りのイメージ ぴりっとしたスパイシーで香ばしい香り。
香りノート ミドル
主な成分 サピネン・リモネン・δ-3-カレン・β-ピネン・α-フェランドレン他。

ブラックペッパーの香りと相性がいい精油(エッセンシャルオイル)

ブラックペッパーとブレンドすると相性がいい精油を症状別・系統別で紹介します。

感情を高めたいとき

集中力・記憶力の向上に

風邪の症状に

ダイエット中の脂肪溶解に

筋肉のこり・痛みに

冷え性の改善に

フローラル系

柑橘系全般

など。

ハーブ系

スパイス系

樹木系

オリエンタル系

樹脂系

フランセンス

ブラックペッパーの精油の平均価格相場は10ml 2,000円~4,500円

精油の価格の違いは、メーカーやブランドの他、製法や抽出量・オーガニックであるかないかによって異なります。

ブラックペッパーの抽出方法は、水蒸気蒸留法です。

水蒸気蒸留法は、精油に不純物(付着した細かなゴミなど)が入らずに抽出できますが、熱を加えるため劣化しやすい特性があります。

この劣化を防ぐためには、低温で蒸留する必要があり、この工程でのコストがかかるため、精油の価格が高くなります。

また、農薬を使わずに栽培されたオーガニックの精油も同じく、手間をかけている分の費用やオーガニック認証取得費用がかかるため、高価格に。

また、ブラックペッパーの精油の中には、お料理にそのまま使える「食品添加物」として許可を受けた精油が4,500円~5,000円という高価格で売られています。

ネット通販では、平均相場より低価格で良質なブラックペッパーが購入できます。

スパイス系の香りは、特に刺激が強い香りのため、3ml~5ml単位の少量での購入をおすすめします。

こちらでは高品質かつ最安値の精油を紹介しています。

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また、精油を購入する際には、必ず「学名」や「抽出方法」・「原産国」などの精油データーをチェックしてみましょう。

精油データーがないものは偽物の可能性が高いので注意してください。

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ブラックペッパーの主な作用・効果・効能をチェック!

ブラックペッパーが精神面や身体に働きかける作用・効能・効果について紹介します。

主な作用

  • 神経強壮
  • 刺激作用
  • 催淫作用
  • 解熱作用
  • 消化促進作用
  • 脂肪溶解作用
  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 加温作用
  • 食欲促進作用
  • 発汗作用
  • 抗カタル作用

心・精神面への効果・効能

ブラックペッパーには、神経強壮作用や刺激作用があります。

自分自身のエネルギーが低下し、気力がなくなっているときに使うことで、活力を呼び戻す助けになります。

また、スパイシーな香りが脳を刺激するため、集中力や記憶力の向上にも役立ちます。

他にも、催淫作用を持ち合わせているため、男性の性的な不調にも自信を持たせ、気持ちを高めてくれる働きも。

5月病や夏バテで、身体のエンジンがなかなか始動しないときにもやる気を起こしてくれます。

身体への効能・効果

ブラックペッパーの主成分「β-カリオフィレン」には消化器系の不調に働きかけるため、

  • 消化不良
  • 胃痛・胃もたれ
  • ガスだまり
  • 便秘

による不快感を緩和させサポートします。

また、加温作用や発汗作用を持ち合わせていることから、内臓の冷えを温め、冷え性の改善やダイエットにも効果的です。

成分の「リモネン」や「α-ピネン」には抗炎症作用や鎮痛作用があるため、腰痛や関節痛の痛みを和らげる働きもあります。

Lily流、おすすめレシピや使い方!禁忌・注意点もチェック

ブラックペッパーの効果的な使い方や禁忌・注意点を紹介します。

集中力・記憶力を高めるには芳香浴

大事な作業や試験勉強に集中したいときは、ブラックペッパーの香りを嗅いで脳に刺激を与えましょう。

脳が香りを感じることで、血流が良くなり気分が高揚するため、突然の眠気にも効果的。

一番の方法として、ディフューザーを利用してお部屋全体に香りを拡散する方法がおすすめです。

もし、ディフューザーがない場合はコットンに精油を2滴~4滴ほど落として勉強机に置いておくだけでも効果的。

【おすすめレシピ】

  • ブラックペッパー2滴
  • ローズマリー・シネオール2滴

便秘や消化不良には塗布トリートメント

本来アロマトリートメントは、プロの方に施術してもらうのが一番ですが、オイルを塗布するトリートメント法なら一人でも簡単にでき、消化器系トラブルの緩和ケアに活用できます。

精油(エッセンシャルオイル)をキャリアオイル(植物油)で希釈してブレンドオイルを作り、精油成分を気になる部位に擦り込みましょう。

【おすすめレシピ&準備するもの】
(精油濃度1%の場合)

  • ブラックペッパー1滴
  • カルダモン1滴
  • ホホバオイル10ml
  • ビーカー(ない場合は計量カップ)
  • マドラー(ない場合は割りばし)
  • 容器1
  • 遮光瓶10ml(少量の使用のみで保存する場合)

【ブレンドオイルの作り方】

  1. 容器にキャリアオイルを計り入れ、各精油を落とす
  2. マドラー(ない場合は割りばしなど)で混ぜる

【トリートメント法】

オイルをたっぷり手のひらに取り、両手で温めてから胃~腹部全体に塗布します。

時計回りで円を描くようにゆっくり優しくマッサージすると効果的です。

冷え性・むくみには沐浴法(もくよくほう)

この記事での沐浴法とは、身体をアロマの力を使って清める方法であり、その中でも冷えやむくみには「足浴」がおすすめ。

冷えは万病のもとと言われているとおり、改善せずに放置すると

  • 筋肉の痛み
  • 不眠症状
  • 疲労
  • 生活習慣病

などの身体の様々なところに不調を起こす原因となります。

また、免疫力低下させ感染症にもかかりやすくなる場合も…。

健康でいるためには、普段から身体を温めることを心がけましょう。

【おすすめレシピ&準備するもの】

  • ブラックペッパー1滴
  • グレープフルーツ1滴
  • 1滴
  • ホホバオイルor乳化剤を5ml
  • 両足が入るなるべく大きなバケツ
  • オイルを作るビーカー又は計量カップ
  • お湯

【簡単な足浴の方法】

  1. 両足が入るなるべく大きなバケツ(洗面器もOK)を準備
  2. バケツにお湯を入れる。(くるぶしが隠れる程度~ふくらはぎの真ん中くらいが効果的。)冬場は約40℃~42℃(夏は38℃~40℃)
  3. 5mlのキャリアオイルor乳化剤にアロマオイル(精油)を2~3滴を混ぜる
  4. 出来上がったら、お湯に入れてよく混ぜる
  5. 約10分~15分の間、椅子に座りながらリラックスして足浴する

★point:膝の上からバスタオルや膝掛けをかけると、お湯が冷めにくいのでおすすめ。

ブラックペッパーの禁忌や注意点をチェック!

Lily
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★刺激が強いため、妊娠中の人の使用は控えましょう。

★低濃度でも、スパイス系の精油をお肌に使用するとピリピリ感が起こる場合があります。

★ブラックペッパーは、過度に使うと腎臓を刺激する場合があるため、連用するのはやめましょう。

もともと腎臓疾患がある人の使用はひかえましょう。

使用時にかゆみなどのお肌の異常を感じた場合は、使用を中止しましょう。

まとめ

【ブラックペッパーの心・精神面への主な効能・効果】

  • 神経強壮
  • 刺激作用
  • 催淫作用

【ブラックペッパーの身体への主な効能・効果】

  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 加温作用
  • 食欲促進作用
  • 発汗作用

他。

★【ブラックペッパーの効果的な使い方】

  • 集中力や記憶力を高めるには芳香浴
  • 便秘や消化不良に塗布トリートメント
  • 冷え性やむくみには沐浴法(もくよくほう)

【ブラックペッパーの精油の禁忌や注意点】

  • 妊娠中の人の使用は控える
  • 低濃度でお肌に使用する場合でも刺激を感じることがある
  • 腎臓疾患の持病を持っている人の使用は禁止
  • 長期連用は腎臓を刺激する場合があるので禁止

最後までお読みいただき
ありがとうございました。