ヒノキは、新築の家の香りを思わす清らかな香りで、若い方~ご年配の方と幅広い年齢層の方から支持されています。
大好きな香りという方も多いのではないでしょうか。
実は「ヒノキの精油」には、香りの良さだけではなく、私たちの心や身体に作用する様々な効能があるんですよ。
今回のアロカツでは、「ヒノキ」の精油について
- 精神面・身体に働きかける効果・効能をチェック!
- ヒノキと相性がいい香りは?
- おすすめな使い方は?
- ヒノキの禁忌や注意点は?
など、気になる部分について紹介していきます。是非最後までチェックしてみてください。
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Contents
アロマ(精油・エッセンシャルオイル)ヒノキの特徴と他のオイルとの相性・平均相場
それでは、さっそく「ヒノキ」の特徴からチェックしていきましょう。
ヒノキの特徴
日本と台湾に生息する、樹高 30mになる常緑針葉樹です。
木目が美しく加工がしやすいことに加え、調湿機能や防虫効果があることから、湿度の高い日本では神社仏閣などの建材として利用されてきました。
世界最古の木造建築物である「法隆寺」にもヒノキが使われています。
「ヒノキ風呂」をはじめ、和を感じさせる香りはリラックス効果が高く、香料として入浴剤や芳香剤、石鹸にも使われています。
【ヒノキのデータ】
学名 | Chamaecyparis odtusa (カマエキパリス オブトゥサ) |
---|---|
科名 | ヒノキ科 |
抽出部位 | 木部・葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | など。 |
精油の色 | 薄い黄色 |
香りのイメージ | 檜のそのもののフレッシュな香り |
香りノート | 木部ベース/葉トップ~ミドル |
主な成分 | 木部:α-ピネン・カジネン・ 葉部:サビネン・αピネン・リモネン・βーミルセン他。 |
ヒノキの香りと相性がいい精油(エッセンシャルオイル)
ヒノキとブレンドすると相性がいい精油を症状別・系統別で紹介します。
リラックスしたいときに
冷えやむくみの改善に
月経トラブルに
お部屋の空気をきれいに
柑橘系
ハーブ系
フローラル系
オリエンタル系
樹木系
樹脂系
ベンゾイン(安息香)
ヒノキの精油の平均価格相場は10ml 1,500円~3,000円
ヒノキの精油には、木部分・葉部分から抽出された精油とに分かれます。
木部位から抽出した精油の相場価格は、1,500円~2,000円、葉の部位から抽出された精油は2,000円~3,000円の相場価格になっています。
ヒノキの精油の抽出方法は水蒸気蒸留法です。
水蒸気蒸留法は精油に不純物(付着した細かなゴミなど)が入らずに抽出できますが熱を加えるため劣化しやすい特性があります。
この劣化を防ぐためには、低温で蒸留する必要があるためこの工程でのコストがかかり精油の価格が高くなる傾向があります。
また農薬を使わずに栽培されたオーガニックの精油も同じく手間をかけている分の費用やオーガニック認証取得費用がかかっているため高価格です。
ヒノキの香りは「木部分」から抽出された精油はヒノキそのものの香りで「葉部分」から抽出された香りはさわやかな樟脳木のような香りがします。
成分も木部と葉部分では若干の違いがあり、葉部分から抽出された精油は脱臭や防ダニ対策に向いています。
どちらを購入するか迷ったら用途で選んでみるといいですよ。
精神面や肉体面の不調に活用されるなら「木部分」から抽出された精油がおすすめ。
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お部屋の脱臭や防ダニ対策に活用されるなら「葉部分」から抽出された精油がおすすめ。
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ヒノキは香りが強く、少量の使用でも十分な作用をもたらすため、5mlでの購入が価格的におすすめです。
ここでは高品質かつ最安値の精油を紹介します。
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ヒノキの主な作用・効果・効能をチェック!
ヒノキが精神面や身体に働きかける作用・効能・効果について紹介します。
ヒノキの主な作用
- 鎮静作用
- 強壮作用
- 抗菌作用
- 殺菌作用
- 血行促進作用
- 鎮痛作用
- 月経不順
- PMS(月経前症候群)の緩和
- 鬱滞除去作用
- 消化促進作用
- 免疫強化作用
- 抗ウイルス作用
- 細胞収縮作用
- 森林浴作用
- コーチゾン様作用
- 抗炎症作用
- 皮膚強壮作用
- 収れん作用
- 老化防止作用
- 創傷治癒作用
- 防虫作用
- 消臭作用
心・精神面への効能
森林の香りを思わせるヒノキ精油に含まれる「フィトンチッド」には、まさに森林浴をしたときと同じような、リラックス作用とリフレッシュ作用があります。
学校や職場などで疲労を感じたときや、気分転換したいときなどに役立ちます。
また、強壮作用や脳の働きを活性化してくれる作用もあるので、明るく前向きになりたいときや、やる気を出したいときにも効果的です。
さらに、ヒノキ精油には自律神経のバランスを整える作用があるため、イライラしたり、ストレスなどで疲れた心の回復にも効果が期待できます。
身体への効能・効果
ヒノキ精油には、血行促進作用や鬱滞除去作用があるので、マッサージで利用すると、冷え性やむくみの改善に効果的です。
また、バスタブに3~5 滴ほどのヒノキ精油をよく混ぜてから入浴することで、倦怠感や疲れ、冷え性の緩和が期待できます。
お肌へ働きかけとしては、収れん作用・抗炎症作用・創傷治癒作用もあることから、脂性肌の方の頭皮ケアやスキンケア、ニキビなどの肌トラブルの予防や改善にも効果的。
さらに、抗菌・殺菌・抗ウイルス作用や免疫強化作用もあるため、お部屋に香らせることで、風邪やインフルエンザなどの感染症予防にも役立ちます。
他にも、脱臭作用や昆虫忌避(きひ)作用も。
お掃除のぞうきんがけの際にバケツ1杯あたり5滴ほどのヒノキ精油を落として使用することで、防ダニ効果やお部屋全体の空気まできれいに保つことができますよ。
Lily流、おすすめレシピや使い方!禁忌・注意点もチェック
ヒノキの効果的な使い方や禁忌・注意点を紹介します。
自宅で手軽に檜風呂
うつ状態や気力がないとき、疲労が蓄積しているときは、ヒノキのアロマバスで精神面も身体も浄化しましょう。
本格的な檜風呂の香りを感じることができ、温泉に行った気分にもなれるので、高いリラックス作用があり、疲労回復に適した方法です。
キャリアオイルと乳化剤に精油を混ぜてバスオイルを作り、湯せんの温度を38℃~40℃に設定し、ゆっくり浸かりましょう。
目を閉じ香りを感じながら、ゆっくりと深呼吸してリラックスしてください。
【おすすめレシピ&準備するもの】
- ヒノキ6滴
- シダーウッド3滴
- ローズウッド5滴
- キャリアオイル5ml
- アロマバスベース(乳化剤)6ml
- 遮光瓶ボトル20ml
- ビーカー又は計量カップ
【アロマバスの作り方】(バスタイム2~3回分)
- ビーカー又は計量カップにバスベース(乳化剤)の分量を計りながら入れる
- ①と同じく、キャリアオイルを入れる
- 最後に精油を落としよく混ぜる
- ボトルに流し込み蓋を閉めてよく振り混ぜる
バスオイルの作り方については、こちらの記事でも紹介しています。
↓
アロマオイルをお風呂に入れてヒリヒリする原因や対処法は?正しい使い方や分量も紹介!
心を浄化し安定させる芳香浴
ストレスで気持ちが落ち着かないときにヒノキの香りを感じることで、神経を強壮させ冷静な気持ちを取り戻してくれます。
ディフューザーを利用したお部屋に香りを拡散する方法がおすすめ。
もし、ディフューザーがない場合でも、バケツにお湯を入れ、精油を3~5滴落としておくのも効果的です。
ヒノキの芳香浴は、森林浴や山奥のコテージにいるような気分を楽しむこともできます。
寝つきが悪いときには、コットンに精油を落とし、枕元に置いておくのもおすすめ。
【おすすめレシピ】
- ヒノキ2滴
- プチグレン2滴
- ローズウッド2滴
アロマバス、芳香浴ともに外出が困難なお年寄りの方のバスタイムにも喜ばれます。
生ごみの脱臭にアロマスプレー
臭いが気になるときには、ヒノキの消臭スプレーがおすすめです。
シンクの生ごみかごやゴミ袋にスプレーしておくことで、脱臭+虫よけになります。
【おすすめレシピ&準備するもの】
- ヒノキ20滴
- クローブ10滴
- スイートオレンジ10滴
- 無水エタノール40ml
- 精製水60ml
- 遮光タイプのスプレーボトル100ml
【アロマスプレーの作り方】
- スプレーボトルに無水エタノールを入れる
- 精油を落とし、一旦蓋を閉めよく振り混ぜる
- 再度、蓋を開けて精製水を加え蓋を閉めてよく振り混ぜる
ヒノキの禁忌や注意点をチェック!
★マッサージなどで利用する際、高濃度で使用すると皮膚刺激を起こす場合があります。
特にお肌が弱い方は注意が必要です。
まとめ
★【ヒノキの心・精神面への主な効能・効果】
- 鎮静作用
- 強壮作用
★【ヒノキの身体への主な効能・効果】
- 抗菌作用
- 殺菌作用
- 鬱滞除去作用
- 消化促進作用
他。
★【ヒノキの効果的な使い方】
- 自宅でヒノキ風呂
- 心を浄化し安定させる芳香浴
- 生ごみの脱臭にアロマスプレー
がおすすめです。
★【ヒノキの精油の禁忌や注意点】
高濃度での肌への使用は皮膚刺激を起こすことがある
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不眠に効果的なアロマオイル(精油)の種類やおすすめのブレンド方法を紹介!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。