アロマの意味・効果・効能

アロマオイル(精油)ゼラニウムの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!

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Lily
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こんにちは!lily(リリー)です。「アロカツ」にご訪問ありがとうございます!

花束を思わせるゼラニウムのハーバルな香りは、お花好きの女性には特に好まれる精油の一つではないでしょうか。

実は、素敵なのは香りだけではなく、私たちの心や身体に様々な働きかけをするんです。

今回のアロカツでは、「ゼラニウム」の精油について

  • 精神面・身体に働きかける効果・効能をチェック!
  • ゼラニウムと相性がいい香りは?
  • おすすめな使い方は?
  • ゼラニウムの禁忌や注意点は?

など、気になる部分について紹介していきます。是非最後までチェックしてみてください。

アロマ(精油・エッセンシャルオイル)ゼラニウムの特徴と他のオイルとの相性・平均相場

それでは、さっそく「ゼラニウム」の特徴からチェックしていきましょう。

ゼラニウムの特徴

南アフリカ原産の 30~100cmほどになる多年草です。一般的に「ゼラニウム」という、多くの園芸品種があります。

育てやすく、虫よけにも効果的。

ヨーロッパでは悪霊を追い払う縁起の良い植物とされ窓辺にゼラニウムを飾る習慣があるそう。

その中でローズ精油と同じ成分が含まれバラに似た甘い香りがする「ローズゼラニウム」と呼ばれるものがゼラニウム精油の原料に使われます。

【ゼラニウムのデータ】

学名 palargonium graveolens
(ペラルゴニウム グラウェオレンス)
palargonium asperum
(ペラルゴニウム アスペルム)
科名 フウロソウ科
抽出部位 葉っぱ
抽出法 水蒸気蒸留法
主な産地 エジプト・フランス・モロッコ・中国など。
精油の色 透明~薄い黄色または薄茶色
香りのイメージ 花束の香り
香りノート ミドル
主な成分 シトロネロール・ゲラニオール・リナロール他。

ゼラニウムの香りと相性がいい精油(エッセンシャルオイル)

ゼラニウムとブレンドすると相性がいい精油を症状別・系統別で紹介します。

気持ちを明るくしたいときに

痛みの軽減に

虫よけに

アトピーの症状の緩和に

乾癬の症状の緩和に

柑橘系

ハーブ系

フローラル系

スパイス系

オリエンタル系

樹木系

樹脂系

 

ゼラニウムの精油の平均価格相場は10ml 2,300円~5,000円

ゼラニウムの平均相場は10ml 2,300円~5,000円程。

ゼラニウムの精油の抽出方法は、水蒸気蒸留法です。

水蒸気蒸留法は、精油に不純物(付着した細かなゴミなど)が入らずに抽出できますが、熱を加えるため劣化しやすい特性があります。

この劣化を防ぐためには、低温で蒸留する必要があるため、この工程でのコストがかかり精油の価格が高くなる傾向があります。

また、農薬を使わずに栽培されたオーガニックの精油も同じく、手間をかけている分の費用やオーガニック認証取得費用がかかっているため、高価格に。

ゼラニウムでは、エジプト産のオーガニックのゼラニウムとローズゼラニウムが特に高い価格に設定されています。

学名が「ローズゼラニウム」と「ブルボンゼラニウム」がありますが、エジプト産の精油はPMSや月経痛などの女性トラブルに効果的。

ここでは高品質かつ最安値の精油を紹介します。

参考商品はこちら

 

また、精油を購入する際には、必ず「学名」や「抽出方法」・「原産国」などの精油データーをチェックしてみましょう。

精油データがないものは偽物の可能性が高いので注意してください。

低価格で精油を購入できるおすすめの通販サイトはこちらの記事でチェックできます!

アロマオイル・グッズをネット通販で購入する場合のおすすめサイトまとめ!

ゼラニウムの主な作用・効果・効能をチェック!

ゼラニウムが精神面や身体に働きかける作用・効能・効果は以下の通りです。

  • 鎮痛作用
  • 抗うつ作用
  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 抗糖尿病作用
  • 抗真菌作用
  • 抗感染作用
  • 抗炎症作用
  • 鎮經作用
  • 収れん作用
  • 鎮静作用
  • 止血作用
  • 肝臓活性化作用
  • リンパうっ帯除去作用
  • 膵臓機能促進作用
  • 静脈強壮作用
  • 性的強壮作用
  • 女性ホルモン調整作用
  • 利尿作用
  • 解毒作用
  • 抗ヒスタミン作用
  • 神経バランス作用
  • 傷痕形成作用
  • 皮脂バランス調整作用
  • 保湿作用
  • 皮膚軟化作用
  • 抗炎症作用
  • 血行促進作用
  • 虫よけ作用
  • デオドラント作用
  • 消毒作用
  • 細胞成長促進作用
  • 強壮作用
  • 血管収縮作用
  • 血糖値低下作用
  • 抗凝血作用

 

心・精神面への効能

ゼラニウムには抗うつ作用や鎮静作用があり、自律神経やホルモンバランスを整えてくれるので、

  • イライラ
  • 緊張
  • 不安
  • 落ち込み
  • 情緒不安定
  • 更年期障害
  • 月経前症候群(PMS)

などの、ストレスからくる不調や、女性特有の不調の緩和に効果的です。リラックスして心を安定させ、気持ちを明るく前向きにしてくれます。

さらに、突然起こる動悸や吐き気・めまいなどのパニック症状の予防にも効果的な香りです。

身体への効能・効果

ゼラニウムには血液やリンパ液の流れをスムーズにする作用や、利尿作用があるため、希釈してマッサージすることで、むくみやセルライトの軽減に役立ちます。

また、ホルモンバランスを整える作用があることから、更年期障害やPMS(月経前症候群)の身体的不調にも効果的。

さらに、鎮痛作用とあわせて生理痛の緩和にも役立ちます。

他にも、抗菌・抗ウイルス作用があるため、お部屋に香らせることで、風邪や病気の予防にも効果が期待できます。

ゼラニウムは、スキンケアにも優れた作用をもたらす精油です。

クレンジング作用に優れ、皮脂バランスを整えてくれるため、ニキビ肌・オイリー肌の人に向いています。

さらに、血行促進作用、肌を柔らかくする作用、シミやしわを予防する嬉しい作用も。

若々しいツヤ肌を目指すアンチエイジングにも効果的です。

また、ゼラニウムに含まれる「シトロネロール」や「ゲラニオール」には防虫作用があるため、スプレーやキャンドルなどの天然の虫よけとして、毎日の生活に役立てる事ができますよ。

Lily流、おすすめな使い方や禁忌・注意点もチェック!

ゼラニウムの効果的な使い方や禁忌・注意点を紹介します。

月経トラブルや更年期の症状軽減に塗布トリートメント

ホルモンバランスの乱れ、更年期の不眠や情緒不安定の症状には塗布トリートメントがおすすめ。

アロマトリートメントは、プロの方に施術してもらうのが一番ですが、オイルを塗布するトリートメント法なら一人でも簡単にでき、症状の緩和に効果的です。

精油(エッセンシャルオイル)をキャリアオイル(植物油)で希釈してブレンドオイルを作り、精油成分を身体に浸透させましょう。

【おすすめレシピ】
(精油濃度3%の場合)

  • ゼラニウム5滴
  • クラリセージ3滴
  • プチグレン6滴
  • ホホバオイル25ml

【ブレンドオイルの作り方】

  1. キャリアオイルに各精油を落とす
  2. マドラー(ない場合は割りばしなど)で混ぜる

☆おすすめは鎖骨・肩回り・腕~胸部・みずおち~腰回り・下腹部に擦り込むのが効果的。

PMSの緩和にアロマバス

キャリアオイルと乳化剤に精油を混ぜてバスオイルを作り、湯せんの温度を38℃~40℃に設定し、ゆっくり浸かりましょう。

【おすすめレシピ&準備するもの】

  • ゼラニウム15滴
  • ラベンダー3滴
  • マジョラム2滴
  • キャリアオイル5ml
  • アロマバスベース(乳化剤)6ml
  • 遮光瓶ボトル20ml
  • ビーカー又は計量カップ

【アロマバスの作り方】(バスタイム2~3回分)

  1. ビーカー又は計量カップにバスベース(乳化剤)の分量を計りながら入れる
  2. ①と同じく、キャリアオイルを入れる
  3. 最後に精油を落としよく混ぜる
  4. ボトルに流し込み蓋を閉めてよく振り混ぜる


バスオイルの作り方については、こちらの記事でも紹介しています。

アロマオイルをお風呂に入れてヒリヒリする原因や対処法は?正しい使い方や分量も紹介!

不安な感情を落ち着かせる芳香浴

うつ状態や不安症状が続き、神経が落ち着かない時には、ディフューザーを利用した芳香浴で、穏やかな気持ちを取り戻しましょう。

もし、ディフューザーがない場合でも、マグカップにお湯を入れ、精油を落とし蒸気を吸う方法もおすすめ。

不眠症状が続く時は、コットンに精油を落とし枕元に置いておくことで、安眠作用をもたらします。

【おすすめレシピ】

  • ゼラニウム2滴
  • ラベンダー2滴
  • スイートオレンジ3滴

☆マグカップ吸入法では、各精油1滴ずつがおすすめ。

ゼラニウムの禁忌や注意点をチェック!

★ゼラニウムには、女性ホルモンに作用する働きがあるため、妊娠中、授乳中の使用は控えましょう。

★重い月経痛の際の使用は、一時的に痛みがひどくなる可能性があるので避けましょう。

★また、ゼラニウムは香りが強いので、使用後に気分が悪くなった場合も使用を中断してください。

まとめ

【ゼラニウムの心・精神面への主な効能・効果】

  • 抗うつ作用
  • 鎮静作用

【ゼラニウムの身体への主な効能・効果】

  • 利尿作用
  • 鎮痛作用
  • 更年期
  • PMS

他。

★【ゼラニウムの効果的な使い方】

  • 月経トラブルや更年期の症状軽減にアロマトリートメント
  • PMSの緩和にアロマバス
  • 不安感情を癒す芳香浴

がおすすめです。

★【ゼラニウムの精油の禁忌や注意点】

  • 妊娠中・授乳中の使用は控える。
  • 香りで気分が悪くなった場合は中断。
  • 重い生理痛の使用は避ける

最後までお読みいただき
ありがとうございました。