アロマの意味・効果・効能

アロマオイル(精油)ラベンダーの効果・効能とおすすめな使い方・禁忌や注意点も!

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Lily
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こんにちは!
lily(リリー)です。

「アロカツ」にご訪問ありがとうございます!

アロマの香りの中でも、人気が高く万能薬と言われている「ラベンダー」。

ラベンダーは、現時点で39種類の種類がありますが、アロマテラピーで使われているのは、3種類ほど。

このページでは、もっとも使われる

「真正(しんせい)ラベンダー」

について紹介します。

しんせいラベンダーが心や身体に働きかける様々な作用をチェックして、毎日の健康管理に役立てていきましょう

今回のアロカツでは、アロマオイル(精油)しんせいラベンダー

  • 精神面・身体に働きかける効果・効能をチェック!
  • 真正(しんせい)ラベンダーと相性がいい香りは?
  • おすすめな使い方は?
  • 真正(しんせい)ラベンダーの禁忌や注意点は?

など、気になる部分について紹介していきますので、是非最後までチェックしてみてください。

しんせいラベンダーのアロマ(精油)の特徴と他のオイルとの相性・平均価格相場

それでは、さっそく「しんせいラベンダー」の特徴についてチェックしていきましょう。

ラベンダーの特徴

しんせいラベンダーは、世界中で栽培されている薄むらさき色の気品のある香りの人気ハーブ。

30cm~1mほどの背丈で、主に標高700~1,400mの高い土地で育ち、一度咲くと数年は枯れません。

同じ株から花を咲かせ続ける(多年性)力強い植物です。

特に標高が高い環境で育った花ほど、精神面に作用する成分(酢酸リナリル)が多く含まれています。

このページで紹介している「しんせいラベンダー」はこの成分がもっとも多く含まれている品種です。

ヨーロッパでは、古代からお薬の代わりとして、様々な症状にラベンダーの精油エキスが使われ、人々から親しまれてきました。

フランスの調香師・ルネ・モーリス・ガットフォセが、やけどをおった際にラベンダーの精油エキスを傷につけて、回復できたことから、植物の薬効の研究がはじまり「アロマテラピー」という言葉が生まれました。

しんせいラベンダーと同じオイルで

  • トゥルーラベンダー
  • コモンラベンダー
  • イングリッシュラベンダー

などの呼び名がありますが、すべて真正ラベンダーと同じ品種です。

【真正(しんせい)ラベンダーのデータ】

学名 Lavandula angustifolia
(ラウァンドゥラ アングスティフォリア)
科名 シソ科
抽出部位 花びらと葉
抽出法 水蒸気蒸留法
主な産地 イギリス・フランス・ブルガリア・オーストラリア・モルドバなど。
精油の色 薄めの黄色、または透明
香りのイメージ 甘みと果実のような酸味をミックスしたハーバルな香り
香りノート トップ~ミドル
主な成分 ℓ‐リナロール・酢酸リナリルなど

ラベンダーと相性がいい精油(エッセンシャルオイル)

真正(しんせい)ラベンダーとブレンドすると相性がいい精油を症状別・系統別で紹介します。

うつ症状や不安に

精神疲労やストレスの緩和に

安眠のサポートに

月経痛の緩和に

パニック症状に

咳の軽減に

ニキビや皮膚再生に

フローラル系

柑橘系全般

など。

ハーブ系

樹木系

樹脂系

スパイス系

オリエンタル系

他・フラワー系・シトラス系・スパイス系・ハーブ系・樹脂系と多くのアロマ(精油)と相性がいいです。

ラベンダーの香りが強いと感じる人は、柑橘系の「スイートオレンジ」や「ベルガモット」とブレンドしてみましょう。

ラベンダーの精油の平均価格相場は10ml 2,000円~

精油の価格の違いは、メーカーやブランドの他、製法や抽出量・オーガニックであるかないかによって様々です。

ラベンダーの精油の場合は、「栽培の花」と「野生の花」とで価格が異なります。

栽培された花の場合は「10ml 2,000円~3,000円」ですが、野生の花から採れた精油は「10ml 4,000円~6,000円」ほどします。

野生の花は小さめですが、香りは、極上で高級品として扱われています。

参考商品はこちら

 

また、精油を購入する際には、必ず「学名」や「抽出方法」・「原産国」などの精油データーをチェックしてみましょう。

精油データがないものは偽物の可能性が高いので注意してください。

低価格で精油を購入できるおすすめの通販サイトはこちらの記事でチェックできます!

アロマオイル・グッズをネット通販で購入する場合のおすすめサイトまとめ!

真正(しんせい)ラベンダーの主な作用・効果・効能をチェック!

真正(しんせい)ラベンダーが精神面や身体に働きかける作用・効能・効果について紹介します。

主な作用

  • 自律神経調整作用
  • 鎮静作用
  • 催眠作用
  • 抗うつ作用
  • 鎮痛作用
  • 抗炎症作用
  • 抗けいれん作用
  • 血圧降下作用
  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 皮膚細胞活性作用
  • 筋肉弛緩作用

心・精神面への効能・効果

人は、脳内の「セロトニン」(神経伝達物質)が不足することで、精神状態が不安定になり気持ちのバランスを保つことが難しくなります。

ラベンダーの主成分である「酢酸リナリル」や「ℓ‐リナロール」には、セロトニンの分泌を誘発する作用があり、心・精神面での様々な不調に働きかける力があります。

  • 不安
  • 不眠
  • 心配
  • イライラ
  • 緊張
  • 恐怖
  • うつ
  • 更年期
  • PMS
  • 動悸
  • マタニティーブルー

などのストレスで不安感がおさまらない時や胸が重苦しい時に使うことで、脳内のセロトニンの分泌を促し、気持ちを落ち着かせストレスを和らげます。

また、就寝時に布団に入ってなかなか寝つけないという入眠障害の不眠症状には、気持ちを静め、リラックスさせる安眠作用も。

他にも、更年期でついイライラしてしまう症状には、自律神経のバランスを整え気持ちの高揚感をおだやかに保つ作用もあります。

身体への効能・効果

ラベンダーの精油には、鎮痛作用があり、

  • 神経痛
  • 胃痛
  • 腰痛
  • 月経痛

などのあらゆる痛みの緩和に役立てることができます。

他にも、抗炎症・殺菌作用があるので、気管支炎や風邪などの呼吸器系トラブルの予防や耳の炎症にも効果的。

お肌への作用としては、ニキビや軽い傷をキレイに殺菌し炎症を治りを早めます。

また、やけどの応急処置として使うことで水膨れが破れず、皮膚の再生を促す作用があります。

Lily流、おすすめレシピや使い方と禁忌・注意点もチェック!

真正(しんせい)ラベンダーの効果的な使い方や禁忌・注意点をチェックしていきましょう。

精神疲労や眠れない夜には芳香浴

精神的疲労が回復しないときや不眠症状がひどいときには、気持ちをリラックスさせる芳香療法」がおすすめです。

ディフューザーの使用が一番効果的ですが、ない場合はコットンに3滴~5滴の精油を落とし枕元においておく安眠法がおすすめ。

【おすすめレシピ】

  • タンジェリン2滴
  • カモミール・ローマン2滴
  • ラベンダー2滴

アロマバスで精神面も身体もリラックス

心も身体も疲労感でいっぱいの時は、ゆったりとアロマバス」がおすすめ。

精油とキャリアオイルでバスオイルを作り、38℃~40℃の湯せんにゆっくり浸かりましょう。

目を閉じ香りを感じながら、ゆっくりと深呼吸してリラックスしてください。

【おすすめレシピ&準備するもの】
(バスタイム2~3回分)

  • ラベンダー6滴
  • シダーウッド3滴
  • ローズウッド5滴
  • キャリアオイル5ml
  • アロマバスベース(乳化剤)6ml
  • 遮光瓶ボトル20ml
  • ビーカー又は計量カップ

【アロマバスの作り方】

  1. ビーカー又は計量カップにバスベース(乳化剤)の分量を計りながら入れる
  2. ①と同じく、キャリアオイルを入れる
  3. 最後に精油を落としよく混ぜる
  4. ボトルに流し込み蓋を閉めてよく振り混ぜる

バスオイルの作り方については、こちらの記事でも紹介しています。

アロマオイルをお風呂に入れてヒリヒリする原因や対処法は?正しい使い方や分量も紹介!

痛みの緩和には塗布トリートメント

本来アロマトリートメントは、プロの方に施術してもらうのが一番ですが、オイルを塗布するトリートメント法なら一人でも簡単にでき、症状の緩和ケアに活用できます。

精油(エッセンシャルオイル)をキャリアオイル(植物油)で希釈してブレンドオイルを作り、精油成分を身体に浸透させましょう。

【おすすめレシピ】
(精油濃度1%の場合)

  • カモミール・ローマン1滴
  • ラベンダー1滴
  • ホホバオイル10ml

【ブレンドオイルの作り方】

  1. キャリアオイルに各精油を落とす
  2. マドラー(ない場合は割りばしなど)で混ぜる

☆出来上がったブレンドオイルは一度手のひらで温め、痛みの気になる部分に円を描くように優しく擦り込みましょう。

キャリアオイル(植物性オイル)10mlに対しての精油滴数と濃度は以下の通りです。はじめて使う場合は「濃度1%」をおすすめします。

 【ブレンドオイルを作る際の精油の滴数と濃度】

キャリアオイル 精油滴数(1滴0.05ml) 濃度%
10ml 2滴 1%
10ml 3滴 1.5%
10ml 4滴 2%

 

真正(しんせい)ラベンダーの禁忌や注意点をチェック!

Lily
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  • ラベンダーは妊娠中の使用(特に初期)は控えましょう。
  • 低血圧の人はだるさや眠気を起こす可能性があります。
  • 不眠時に高濃度の使用は、気持ちが高揚してしまい逆効果です。
  • 強い眠気を起こす可能性があるので、外出時・車の運転をする前の使用は避けましょう。

まとめ

【ラベンダーの心・精神面への主な効能・効果】

  • 自律神経調整作用
  • 鎮静作用
  • 催眠作用
  • 抗うつ作用

【ラベンダー身体への主な効能・効果】

  • 鎮痛作用
  • 抗炎症作用
  • 抗けいれん作用
  • 血圧降下作用
  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用

★【ラベンダーの効果的な使い方】

  • 精神疲労や眠れない夜に芳香療法
  • アロマバスで精神面や身体もリラックス
  • 痛みの緩和にはアロマトリートメント

がおすすめです。

★【ラベンダーの禁忌や注意点】

  • 妊娠中は使用をさける。
  • 低血圧の人はだるさ・眠気に注意
  • 車の運転前の使用は控える
  • 不眠時に高濃度での使用は逆効果

最後までお読みいただき
ありがとうございました。